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IOC会長「北の平昌五輪参加を支援」 南北合同チームには触れず

7/3(月) 18:40配信

聯合ニュース

【仁川聯合ニュース】韓国を訪問している国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は3日、仁川国際空港で聯合ニュースのインタビューに応じ、北朝鮮に対し来年2月に韓国で開かれる平昌冬季五輪への参加を促す意向があると述べた。

 この日午前、バッハ氏は青瓦台(大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談。平昌五輪を成功させるため積極的に支援してほしいと協力を求めた。

 インタビューでバッハ氏は北朝鮮の参加について、「IOCは北朝鮮選手団が五輪出場資格を得られるよう、多くのサポートをする」とし、「冬季五輪にはできるかぎり多くの国が参加しなければならない。ここには北朝鮮も含まれているということで文大統領と意見が一致した」と述べた。

 その上で「文大統領が平昌五輪を成功させることに専念すると約束してくれたことに感謝申し上げる。IOCも全力を尽くす」と強調した。

 バッハ氏は、全羅北道・茂朱で先月24日に開幕したテコンドー世界選手権の閉会式に出席するため、同29日に来韓した。

 文大統領はテコンドー世界選手権の開会式で「初めて南北単一(合同)チームを結成し、最高の成績を上げた1991年の世界卓球選手権大会と世界青少年サッカー大会の栄光を平昌冬季五輪でもう一度見たい」と述べ、南北合同チームの結成を遠回しに提案した。また「南北選手団の同時入場(行進)に世界の人々が拍手喝采した2000年のシドニー五輪の感動を再び感じたい」とも述べ、北朝鮮の参加を呼び掛けた。

 バッハ氏は韓国入りした際、文大統領の提案について「印象的」であり、「平和を追求する五輪の精神に合致する」と述べ、歓迎する姿勢を示した。

 ただ、同30日に茂朱で行われた記者会見では、文大統領の提案について、「積極的に協力するが、IOCでまだ合同チームに関する正式な決定は何もない」として慎重な姿勢を見せた。

 テコンドー世界選手権のため来韓していた北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員兼国際テコンドー連盟(ITF)名誉総裁も「容易でない。1991年の南北合同チームのために交渉だけで2年かかった」と述べている。

 インタビューでバッハ氏は、南北合同チーム結成の可能性については言及を避け、「北朝鮮の平昌五輪参加のためにそのほかの多くの国と緊密に協力し、北朝鮮の選手たちが五輪出場資格を得られるようサポートする」との原則論に終始した。 

最終更新:7/3(月) 21:27
聯合ニュース