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16年度一般会計決算、国の「純剰余金」3782億円に=政府筋

7/3(月) 18:54配信

ロイター

[東京 3日 ロイター] - 2016年度の国の一般会計決算で、歳出入の差額に復興分を加えた「純剰余金」が3782億円となったことが3日、わかった。政府筋が明らかにした。安倍政権は、経済成長に伴う税収増で14年度まで1兆円を超える剰余金を確保してきた。

数千億円規模にとどまるのは2年連続で、国債償還や補正予算の財源となる剰余金の低迷が、より鮮明となった格好だ。

5日に発表する。16年度決算では、歳出で国債利払い費の不用などで1兆5331億円の「使い残し」を計上する。

一方、歳入では、昨年12月の補正後予算額から3913億円の減収となる税収に加え、国債発行も1兆円減額。税外収入を含めた歳入額としては1兆1588億円の減額となる。

税収は、15年度決算との比較では0.8兆円減の55.5兆円と、リーマン・ショック後の09年度以来7年ぶりに前年実績を下回る。所得、法人、消費の「基幹3税」がそろって減収となるためだ。

歳出の使い残しと歳入の減少分の差額に、復興分を加算した純剰余金は、15年度決算の2544億円を上回ったが、09年度以降続いた1兆円の大台には届かない。

(山口貴也)

最終更新:7/17(月) 22:07
ロイター