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海老蔵、歌舞伎座初日に万雷拍手…「出ずっぱり」夜の部に勸玄君と共演

7/3(月) 15:46配信

デイリースポーツ

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が座頭を務める東京・歌舞伎座公演「七月大歌舞伎」(27日まで)が3日、初日を迎えた。6月22日に妻の小林麻央さん(享年34)を亡くしてから間もないが、観衆からは多くの「成田屋」のかけ声と、万雷の拍手で出迎えられた。

【写真】 本番に先立ち、宙乗り安全祈願修祓式に出席した市川海老蔵と勸玄くん

 「七月大歌舞伎」で海老蔵は獅子奮迅の活躍を見せる。昼の部では2番目の演目「加賀鳶」で物語の中心となるあんまの竹垣道玄と、冒頭でけんかを止める天神町梅吉の2役を務めた。

 道玄は行きずりの男を殺して金を奪ったり、めいをだしにその奉公先から金をゆすり取ろうとしたりする最低男だが、時にシリアスに、時にコミカルに演じた。市川中車演じる松蔵に悪事を暴かれしどろもどろになる場面や、追っ手に紛れて逃げようとする際の表情で笑いも誘った。

 続く「連獅子」では狂言師右近の後に親獅子の精を演じ、獅子の狂いを表現する見せ場の毛振りで拍手喝采を浴びた。

 場内で貸し出される音声ガイドの中でも「出ずっぱり」と紹介されるほどの忙しさで、夜の部では通し狂言「駄右衛門花御所異聞」で日本駄右衛門を演じ、史上最年少での宙乗りに挑む長男の勸玄くん(4)との親子共演が注目されている。

 海老蔵は自身のブログで勸玄くんが出演を渋っている様子や、なだめて歌舞伎座入りする様子などを伝えている。また、親交が深い俳優の山田純大からブログで、自身の精神力をたたえられたことに対し「褒めすぎだよ、でもさ、嬉しいね」と感謝している。