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【ヤングジョッキーの夏・川上大志が直撃】<3>井上、4年連続北海道シリーズ参戦の経験生かして「夏10勝以上」狙う

7/4(火) 6:04配信

スポーツ報知

 デビューした14年から北海道シリーズは4年連続の参戦となる井上。14年3勝、15年7勝、16年6勝とコンスタントに勝ち星を挙げ、若手ジョッキーでは北海道での経験は随一だ。

 「小回りのタイトなコースで、普段はなかなか戦えないベテラン騎手の方とも腕を競えるいい機会。毎日刺激を受けながらやれています」

 今年6月には厩舎所属からフリーへ。函館では東西問わず、多くの厩舎の調教に向き合い、意見を交換しながら自身を高めている。明確な数字は口にしない若手も多いが、井上は違う。

 「今年はまだこっちで勝てていないので、早く1勝したい。目標は“夏10勝以上”です」

 そう言い切る若武者にとって、忘れられない勝利がある。今年4月29日の新潟10Rゆきつばき賞(3歳500万)。前走で未勝利勝ちに導いた12番人気のカレンで豪快な大外一気を決めた。

 「僕自身も久々の特別戦勝利(15年8月23日、札幌・おおぞら特別、マリカで勝って以来2勝目)で、すごくうれしかった。くさらず頑張っていれば、そのぶん喜びも大きいんですよね」

 松若やラジオNIKKEI賞で重賞初Vを決めた石川と同期だが、学年は1つ上。競馬学校への入学願書提出が間に合わないアクシデントがありながら、騎手への憧れは捨てず、一般の高校に通いながら乗馬を続けた。1年の“浪人生活”があったから騎手としての今もある。

 「少しずつ周りも見えてきて、成長できている手応えはあります」

 地道に結果を積み重ねてJRA50勝。現在2キロ減の減量特典があと1勝で1キロ減となる。競馬はもちろん、普段の取材対応もとにかく“自然体”のナイスガイは、まずは北海道での17年初勝利を目指していく。(川上 大志)

 ◆井上 敏樹(いのうえ・としき)1994年12月5日、埼玉県生まれ。14年3月に美浦・本間忍厩舎よりデビューし、17年6月よりフリー。JRA通算50勝。最近はまっているのはゴルフで、競馬同様にコツコツと練習中。小学1年から中学3年まではサッカーをしており、中学2年から母の勧めもあり、乗馬を始めた。159・6センチ、48キロ。血液型O。

最終更新:7/4(火) 6:04
スポーツ報知

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