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羽賀龍之介が帰国「世界チャンピオンになったわけでも何でもない」

7/3(月) 22:50配信

スポーツ報知

 今夏の柔道の世界選手権(ハンガリー)男子100キロ級代表の羽賀龍之介(26)=旭化成=が3日、グランプリ・フフホト大会(中国)から羽田空港に帰国した。世界選手権前の最後の大会に優勝して弾みを付けたが「世界チャンピオンになったわけでも何でもない。変に勘違いせず、さらにレベルアップして世界選手権に臨めるように、気を引き締めて戦っていきたい」と冷静に振り返った。

 初物尽くしの大会だった。銀メダルを獲得した昨夏のリオ五輪後、国際大会への出場は初めて。これまでフフホトで試合を行った経験もない。6月29日の出発時は、同行する予定だった100キロ超級の王子谷剛志が負傷で欠場したため「コーチや選手は先に入っていて、1人で行く。そこは過去にないこと」という単独での遠征だったが、「意外と大丈夫でした。何しろ勝ったんで、これから準備しやすいかなと思います」と“一人旅”にもいいイメージをつかんだ。

 さらに1回戦では、事前に情報がなかった地元の中国選手と対戦。そうした状況に直面したことを「ネットで調べたり、情報戦略の人に聞いてもデータが出てこない選手。世界選手権でもありえるので、本当にいい経験ができた」と前向きにとらえていた。

 国際柔道連盟によるルール改正後に海外で試合を行うのも今回が初めて。重要なテーマだった外国人審判の特徴をつかむことに関しても収穫は十分。「指導の取り方が思っていたより違った。組み負けていない、防御姿勢ではないところも外国人審判にはネガティブな姿勢と取られる。日本人選手が陥りやすい指導を身をもって体験できた。世界選手権では同じミスをしないように気を付けたい」と表情を引き締めた。

最終更新:7/3(月) 22:50
スポーツ報知