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ドイツ、平均24歳“Bチーム”でコンフェデ杯初V

7/4(火) 5:03配信

スポーツ報知

◆サッカー コンフェデレーションズ杯▽決勝 ドイツ1―0チリ(2日、ロシア・サンクトペテルブルク))

 14年W杯ブラジル大会王者のドイツが、南米選手権王者のチリを1―0で下し、初優勝を果たした。前半20分にMFシュティンドル(28)=ボルシアMG=が先制点を挙げると、チリの猛攻を無失点でしのぎきった。今大会には主力ではなく、平均年齢24歳の“代表予備軍”で臨みながら結果を残し、黄金時代到来を印象づけた。大会最優秀選手には主将のMFドラクスラー(23)=パリSG=、得点王はシュティンドルら3得点を挙げた3選手が選出された。

 ヤングドイツがW杯前哨戦を制してみせた。金色の紙吹雪が舞う中、金メダルを首から下げたレーブ監督(57)は「若い選手が歴史的なことを成し遂げた。魔法のような試合だ」と登録メンバー23人の平均年齢24歳の若いチームをたたえた。

 耐えしのいでつかんだ初戴冠(たいかん)だ。前半20分にゴール前で相手からボールを奪ったFWベルナーが、MFシュティンドルへ横パス。無人のゴールへ流し込み、先制点をマークした。だが以降は南米選手権2連覇中で、アーセナルFWサンチェスを中心としたチリの強力攻撃陣の前に防戦一方。シュート数もドイツの8本に対し、3倍近くの21本を浴びたが、体を張った守備で完封した。守護神のテルシュテーゲン(25)は「僅差の試合でみんな全力を尽くした。特別な日だ」と胸を張った。

 今大会はMFエジルやMFクロースら主力を休ませ、所属クラブでは中心で活躍するが、国際経験の少ない若手に経験を積ませることを主眼に置いた。そんな“Bチーム”に対して下馬評は低かったが、1次リーグを2勝1分けで乗り切ると、準決勝ではメキシコを4―1で圧倒。指揮官が「みんな大会前よりも良くなっている」と目を細めたように、試合を追うごとに成長を遂げた。6月にはU―21欧州選手権でも優勝を果たし、さらに下の世代も育っている。「ドイツには素晴らしい選手がいる。選択肢ができた」とレーブ監督。2連覇がかかる来年のロシアW杯に向けて視界は良好だ。

最終更新:7/4(火) 5:03
スポーツ報知