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藤井四段が「将棋世界」表紙 80年で初の発売前増刷

7/4(火) 6:04配信

スポーツ報知

 歴代最多の公式戦29連勝を記録した将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(14)を表紙に起用した月刊誌「将棋世界」(日本将棋連盟刊)8月号(3日発売)が同誌初の発売前増刷をしていたことが3日、明らかになった。

 藤井四段人気は、1937年の創刊から80年の歴史を誇る専門誌でも初めての事態を巻き起こした。棋士の最低段である四段として史上初めて表紙を飾った先月発売の7月号が過去に例のないスピードで完売したことを受け、発売前増刷(部数非公表)に踏み切った。羽生善治3冠(46)が7冠制覇を成し遂げて一大フィーバーを巻き起こした95年度前後でもなかった異例の措置だ。

 田名後健吾編集長は「藤井四段の活躍によって、今まで一度も本誌を手に取らなかった新しい読者が生まれています。また、他の棋士への関心を持つきっかけにもなっているようです」と話している。9月号も3号連続で藤井四段を表紙に起用する予定とのこと。連勝記録はストップしたが、しばらく話題の中心にいることは間違いなさそうだ。

 ◆次戦は6日

 連勝記録が「29」と止まった藤井四段だが、すぐに次の対局が待つ。6日に控えるのは順位戦C級2組の中田功七段(49)戦。やや苦手としている振り飛車党との対戦で、苦戦の可能性もありそうだ。11日は加古川青流戦の都成(となり)竜馬四段(27)戦。29連勝中に2度勝った相手だが、斬新なスタイルを持つだけに、「3度目の正直」への秘策もありそうだ。

最終更新:7/4(火) 6:04
スポーツ報知