ここから本文です

外資系生保のトップ営業マンが語った「よい保険」「悪い保険」

7/3(月) 20:25配信

投信1

あなたは生命保険に入っていますか。20代ではまだ少ないかもしれませんが、30代以降の方なら何らかの生命保険や医療保険に入っているのではないでしょうか。

公益財団法人生命保険文化センターが3年ごとに実施している「生命保険に関する全国実態調査」の最新調査(2015年9月公表)によれば、生命保険の世帯加入率は89.2%。実にほぼ9割の世帯が保険に加入しています。

一方、保険に加入しているといっても「安かったからとりあえず」「勧められてなんとなく」という人が非常に多いと言われれば、身に覚えがある方もいるのではないでしょうか。

実際に、今自分が加入している保険で本当に良いのかと悩んでいる方も多いと思います。今回は、ある外資系生命保険会社でトップ営業マンとして活躍する中川さん(仮名)に「よい保険」「悪い保険」についてお話を伺いました。

内容もわからず何十年もお金を払い続けている? あなたの生命保険の種類は

本題に入る前に生命保険の仕組みについてざっと整理しましょう。生命保険は基本的に「主契約」と「特約」との組み合わせで成り立っています。「主契約」という基礎の部分に「特約」付加して主契約の保障内容を充実させるイメージです。

また、保険には保険金がどういった場合に払い込まれるのか、保障が一定期間なのか一生涯なのかなどによって「定期」「養老」「終身」「医療」など複数の種類があります。

ここで「へー! そうなんだ」と思った方がもしかしたらいるかもしれません。そう、保険の種類などは入っている人も意外と知らないものなのです。実際に「定期」と「終身」の違いを理解せずに保険に加入して後々痛い目にあった、という人が多く存在すると中川さんは指摘します。

「ざっくりいうと定期保険=掛け捨て。月々の保険料は安いですが、一定期間を過ぎると保険契約が終了します。保険の期間中に亡くなった場合は定められた保険金が支払われますが、その期間を過ぎれば何もありません。

一方、終身保険では一生涯死亡保障が続きます。また、払い込んだお金は積み立てられていき、将来年金的にも使えます。早期死亡に対するお守りにも、老後の資金対策にもなるというわけです。ただし月々の保険料は高く、仮に定期保険が月5千円だとすれば、終身保険は2万円というイメージです。

ですが、ほとんどの方が多少月々の保険料が高くても終身保険を希望されますね。働き盛りに万が一のことが起きる確率よりも、60歳を過ぎても元気な確率のほうが圧倒的に高いわけですから当然といえば当然です」(中川さん)。

「一生涯の保障+貯蓄性」、加入者の多くにはこうしたニーズがあるようです。しかし中川さんによれば、一生涯保障が続く終身保険のつもりで入った「定期付終身保険」でトラブルが起きがちだといいます。

1/2ページ

最終更新:7/3(月) 20:25
投信1