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”スイッチ”が入った任天堂。絶好調の背景と未来を読み解く

7/3(月) 11:35配信

投信1

任天堂 <7974> の株価が好調です。2017年3月に発売された新しい家庭用据置型テレビゲーム機「Nintendo Switch」も下馬評を覆し、大人気です。

6月22日には任天堂から「『Nintendo Switch本体』品薄のお詫びとお知らせ」がリリースされています。その中で、発売当初より国内市場全体で品薄状態が続いていることのお詫びと、子供たちの夏休みに入る7月、8月には「Nintendo Switch スプラトゥーン2セット」の継続出荷も含め、出荷量を増やしていくとしています。

今回は、なぜ株式市場での任天堂の評価が一変したのか、また今後は同社についてどんなポイントが注目されていくのかについて見ていきたいと思います。

Nintendo Switchの発売された2017年3月期が業績の底か?

任天堂がNintendo Switchの発売を開始した2017年3月期の売上高は4,890億円(対前年度比▲3%減)、営業利益は294億円(同▲11%減)と、元気がなさそうに見えます。

ただ、Nintendo Switchの販売が通年で貢献する2018年3月期は売上高が7,500億円(同+53%増)、営業利益が650億円(同+121%増)と同社は予想しています。

任天堂側の予想の内訳を見ると、ニンテンドー3DSのハードの販売台数を2018年3月期は600万台(同▲17%減)である一方で、Nintendo Switchのハードの販売台数は同1,000万台(同3.6倍)と急増が予想されています。

また、Nintendo Switchでは、ソフトの販売本数が2018年3月期は3,500万本との予想が示されており、収益性の高い自社ソフト(通称ファーストパーティー)の比率が高まれば利益への貢献も期待できます。

Nintendo Switchの販売動向次第という前提はありますが、任天堂は業績の底打ちを予測し、Switchの人気ぶりから業績回復の実現可能性が高まっている状況にあると言えるでしょう。

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最終更新:7/3(月) 22:45
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