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【為替見通し】7月は激しい値動きになるか、今週が試金石に

7/3(月) 14:20配信

投信1

大きなイベントがなく小動きの展開が予想されていた先週の為替市場ですが、欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の発言を契機に、ユーロが値動きの引き金を引くこととなりました。ユーロの値動きはドルインデックスの下方ブレイクを誘発。結果的に為替市場は大きな変動に見舞われた週となりました。

低ボラティリティの6月が終わり、7月最初の週となる今週。7日に米国6月雇用統計の発表を控える中、先週同様ボラティリティ復活の週となるかに注目です。

先週の為替動向振り返り

先週の為替市場はユーロを中心に大きく動きました。6月27日にECBドラギ総裁がポルトガルでの講演でデフレ圧力はリフレに置き換わったとコメント。それを受け、ECBが金融緩和縮小に向けて動くと判断した市場ではユーロが上昇しました。

このユーロ上昇に伴って売られたのはドルです。ドルインデックスで見ると27日にドルは大きく下落し、5月以降続いていたレンジ相場の下限に達しました。そして、翌日にはレンジ相場を下方にブレイク。27・28・29日と3日連続でドルインデックスは大きく下げ、新たな下落トレンド入りとなりました。

ドラギ総裁の発言を契機とする値動きで、ユーロ/ドルはこれまでサポート&レジスタンスとして機能していた1.1300ドルを大きく上方ブレイクし、1.1420ドル台で週の取引を終了しています。

また、ドル/円は29日に112.9円台まで円安が進んだ後に急落。30日には111.6円台まで下落しましたが、その後112円台半ばにまで戻すなど乱高下を見せました。

ナスダック指数に変化の兆し

ドルの各国の通貨に対する相対的な強さを表すドルインデックスは、上述のようにドラギ総裁の発言を契機に下落トレンド入りとなりました。ドルインデックスの大きな下落に伴いユーロ/ドルは素直に上昇の一方、ドル/円は乱高下。ユーロ比率が高いためユーロ/ドルの値動きと逆相関になりやすいというドルインデックスの特徴が表れました。

また、長く一本調子で上昇してきたナスダック指数も乱高下を見せるなど変化の兆しが伺えます。先週は5営業日中、陽線は1本に対し陰線は4本。陰線を形成しても、すぐに陽線の連続で高値更新のパターンを続けてきたナスダック指数でしたが、先週はこれまでにない値動きとなりました。

ナスダック指数と相関関係が生じることがある日経平均株価もギリギリ20,000円維持で週の取引を終えてるなど、ナスダック指数の今後の値動きを注視する必要があると思われます。

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最終更新:7/3(月) 14:20
投信1