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「都民ファースト」圧勝でも厳しい表情だった小池知事が、笑顔を見せたある瞬間

7/3(月) 0:14配信

BuzzFeed Japan

「都民ファーストの会」代表の小池百合子知事。東京都議会選挙で圧勝の報道を受けても、その笑顔は少なかった。【BuzzFeed Japan / 籏智 広太】

【写真】候補者たちの「選挙めし」

午後8時、新宿区内のホテルで野田数幹事長と記者会見を始めた小池知事。「支持勢力過半数へ」との各社速報を受け、集まった100人以上の報道陣に対し、まず「これから当たり前の都政を都民が取り返す。その瞬間のように思っています」と語った。

そのまま2時間近く席に座りながら、テレビやラジオなどの中継に対応に追われた。

ただ、「望外の結果で私自身感動している」「都民目線で進めた成果が認められたと、大変うれしく思っている」などの言葉と裏腹に、神妙な面持ちを崩さなかった。

「責任感」から神妙な面持ちに?

破顔したのは、6月に出版された自身の写真集について問われたり、国会議員時代に自身の秘書だった千代田区の候補者について問われたとき、など。

候補者名に花をつけるときも表情を崩さず、カメラマンから「笑顔をお願いします」と頼まれるほどだった。その理由は「責任感」だという。

「私自身の選挙は自分で責任を取ればよい話ですが、人生これまでいろいろ社会的な経験を積んでこられた方々が、崖から飛び降りて出馬されたわけです」

「その方の人生を担っていると思うと、自分のときよりも責任の重さが違う。そういう意味で、神妙にならざるを得ません」

小池知事を苛立たせた質問

苛立ちを見せた瞬間もあった。

各社から相次いだ「二元代表制」が成り立たないのでは、との質問に対してだ。知事とその支持勢力が優勢の都政では、権力を監視する仕組みが機能しないのではないかという懸念だ。

小池知事は、厳しい表情でこの質問を突き放した。

「二元代表制のことをみなさんおっしゃるが、だったらもっと昔から議会をチェックしていってほしい」

「これまではドンによる一元代表制だったと言っても過言ではない。これで二元代表制にしていくレールが敷かれたと思っております」

当選した議員たちとは、どのように都政運営をしていくのか。

「世界が激動している中、アジア各都市との都市間競争に負けてしまうなんてことはあってはいけない」

「スピード感を持って、改革の志を常に持ちながら。歩調を取るときは取り、これまで以上にチェックするときはしっかりしていただきながら、新しい都政の一歩を開いていきたい」

そのうえで、これまでの都議会は「汚いヤジが飛ぶときしか注目されていなかった」と指摘。この1年間は「これまでにない注目を集めた」としながら、「都民によるチェック」の必要性にも言及した。

「開かれた都政、議会によってより近い都政を展開していきたいと考えている。都民からは丸見えになります。しっかりとチェックしていただく形になる」

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最終更新:7/3(月) 6:27
BuzzFeed Japan