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夏山シーズン到来 谷川岳で山開き 無事故願う

7/3(月) 6:01配信

上毛新聞

 群馬県みなかみ町と新潟県にまたがる谷川岳の山開きが「谷川岳の日」の2日、同町湯檜曽の土合霊園地で開かれた。雨が降る中、訪れた多くの登山愛好家と、行政や山岳団体の関係者ら約550人が夏山シーズンの到来を歓迎し、無事故を祈願した。

キャンドル、かがり火で登山者誘導

 日の出を前に空が藍色に染まる午前4時、町内を拠点に活動する「でんでこ座三国太鼓」が勇壮な音を響かせて式典が始まった。祝詞が読み上げられ、登山用具のおはらいが行われた後、出席者は玉串をささげ、安全を祈った。

 主催する水上山岳会の中島正二会長は「私が山開きに関わって今年で50年になる。険しくて優しい山は変わることなくそびえ立っている」とあいさつ。岸良昌町長は「谷川岳は先月登録されたユネスコエコパークの核となる地域。今の環境を守り、広める活動を続けたい」と話した。

 空が白み始めると、登山者らは会場に設置された茅(ち)の輪をくぐってけがれをはらい、「登り初め」をした。

 この日は、JR上越線の土合駅に上野発の臨時夜行列車が午前3時10分に到着。ホームで水上温泉のマスコット、おいでちゃんと観光関係者らが横断幕を持って登山者を出迎えた。駅の出入り口から山開き会場まで数多くのキャンドル、かがり火が道を照らし、登山者を誘導した。

 山開きは毎年、7月第1日曜に開催している。

上毛新聞社

最終更新:7/3(月) 6:01
上毛新聞