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徳永英明、病魔乗り越え歌声届け続ける…インタビュー

7/3(月) 12:04配信

スポーツ報知

 シンガー・ソングライターの徳永英明(56)が、19日に4年ぶりのオリジナルアルバム「BATON」を発売する。デビュー30周年イヤーの昨年は、2月に脳血管の異常で起きる難病「もやもや病」が再発し手術。7月に急性咽頭喉頭炎のため、ツアーを延期するなど苦難の連続だった。リハビリを終えて完全復活した徳永。今回のアルバムについてだけでなく、復帰後の思い、今後の目標などを聞いた。

【写真】急性咽頭喉頭炎を乗り越え

 度重なる病魔を乗り越え、徳永が新たな一歩を踏み出した。2度目の「もやもや病」発症も克服し、体調は良好。これまでと変わらない感覚も戻った。「去年に比べたら調子は良い。体力も付いてきているし、何の問題もない。全然、大丈夫です」。淡々とした言葉の中にも、確かな自信を感じさせる。

 違和感を覚えたのは昨年1月末だった。「右手が重たい」。2月に入っても症状が治まらず、医師の診察を受けた。脳内の血管が狭くなり、脳卒中のような症状が起こる原因不明の「もやもや病」だった。01年に発症したものと同じ病気。脳梗塞を防ぐため、左複合バイパスの手術を受けた。

 「前回は手術をしなかったので、退院後に自転車で何十キロも走ったりできていた。手術すると、体力が全て奪われてしまうので、それを戻すのが大変だった。恐怖心は今回の方がありましたね」。退院後はウォーキングやジョギング、筋トレを行い、懸命にリハビリに励んだ。3か月後の6月にはツアー復帰。1年半休養した前回の経験から、焦りはなかった。「(復帰に向けた)手順が組めたのは大きかった。(休養明けから)15年間、ずっとライブをやって来た。幸いなことに歌の体力は残っていた」

 もやもや病による長期休養、声帯ポリープの手術など、順風満帆とは言えない音楽人生。その度に不死鳥のようによみがえってきたが、徳永を奮い立たせるものは何か。「最初にシンガー・ソングライターを志したパワーでしょう」。19歳で上京し、歌手になる夢をつかむため、がむしゃらに走ってきた。「デモテープをいろいろな所に配ったり、足で稼いだ人脈が今に生きている。“このままで終わるわけにはいかないんだ”という精神も、どこかにあるんだと思う」

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最終更新:7/3(月) 12:04
スポーツ報知