ここから本文です

都民ファの勝因・自民の敗因は何だったのか? 各党の都議選を振り返る

7/3(月) 7:10配信

選挙ドットコム

都民ファの勝因・自民の敗因は何だったのか? 各党の都議選を振り返る

各党が「今年最大の政治決戦」として位置付け、国政選挙並みの態勢で取り組んだ第19回東京都議会議員選挙は、2日投開票が行われました。
小池知事率いる都民ファーストの会が55議席を獲得し、公明党(23議席)と東京・生活者ネットワーク(1議席)の知事を支持する勢力と合わせて79議席を獲得し、議会過半数(64議席)を大きく超え、今後の都政運営を安定させる議席数となりました。

一方、知事との対決姿勢を強めていた自民党は、過去最低の議席数を下回る23議席にとどまる歴史的な大惨敗となり、安倍首相の今後の政権運営に大きな影響を及ぼしそうです。

共産党は前回獲得した議席を2つ上回る19議席、民進党は3分の1となる5議席、日本維新の会は1議席でした。

今回の投票率は51.28%で、過去2番目に低かった前回13年選挙より7.78ポイント高くなり、当日有権者1,108万1,157人のうち568万1,864人が投票しました。

都民ファーストの会(55議席)

公認候補50人のうち49人が当選し、さらに6人の推薦候補を追加公認したので合わせて55議席を獲得しました。

このうち、7つある1人区では、千代田区、中央区、武蔵野市、青梅市、昭島市、小金井市の6つを制しました。

15ある2人区のうち、台東区、渋谷区、府中市、西東京市、南多摩の5つの選挙区で議席を独占したほか、荒川区では公明党、北多摩第二では東京・生活者ネットワークの知事を支持する勢力の候補者とともに議席を獲得しました。

定数3以上の残りの20選挙区中、19選挙区で公認候補がトップ当選し、品川区、大田区、世田谷区、杉並区、練馬区では1位と2位を占めました。

選挙結果について、小池知事は、「都民からの改革の姿勢や、東京大改革の期待の結果だと思う。政治経験のない人も多いが、弁護士や公認会計士などそれぞれ専門性を持っている。そういった方々が都議会に入ることで、これまでにない都政の切り口を議会から発信してもらえると期待している」と述べました。
また、今後の都政運営については、「東京オリンピック・パラリンピックの準備も加速する。市場の移転問題については、『豊洲移転・築地再開発』の基本方針をどのように肉づけして現実的に進めていくのか業者の理解を得る方策をしっかりとりたい」と述べました。

一方、今回の選挙結果を踏まえた国政進出については、「都民ファーストの会は、都民のために最大の努力をする。一部の業界団体ではなく、都民の利益をどう確保するか、新しい議員と共通の目標でやっていきたい」と述べ、否定的な考えを示しました。

1/4ページ