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六面立体パズル世界大会に再出場 広島・福山の大畠さん「メダル狙う」

7/3(月) 20:30配信

山陽新聞デジタル

 広島県福山市赤坂町早戸の会社員大畠功さん(28)が、13~16日にパリで開かれる六面立体パズルの世界大会に出場する。2015年にブラジル・サンパウロであった同大会で3位入賞した実力者。67カ国約1100人が集う本番に向け、「できれば今度もメダルを狙いたい」と練習に励んでいる。

 世界大会「ワールドチャンピオンシップ」は隔年で開催され、今年で9回目。両手で6面(各面1辺2~7マス)の色を合わせるタイムを競うオーソドックスな種目をはじめ、足の指で解いたりするものなど計18種目がある。

 大畠さんは、縦横だけでなく斜めにも切り込みが入った直方体パズルを使って色をそろえる難易度の高い種目や、立体を見て解法を考え出し、目隠し状態で解いていく種目など計4種目に出場予定。

 特に、斜めにも切り込みが入ったパズルを解く種目では、15年の同大会で銅メダルを獲得したほか、14年に千葉県で開かれたアジア大会で優勝するなど主戦場としている。今年3月には9秒72の日本記録を樹立した。

 世界大会では同種目に約190人が出場予定で予選、準決勝を経て、上位20人による決勝ラウンドが行われる。5回の試技で最速と最も遅い記録を除いた3回の平均タイムを競うため、スピードだけでなく安定感も求められる。

 六面立体パズルとの出合いは誠之館高2年だった06年。インターネットで攻略パターンを調べるなどして上達し、「完成タイムがどんどん縮まっていくのが楽しくて、はまった」。11年から本格的に全国の大会に出場。現在も福山市内の企業に勤める傍ら、毎日1~5時間の練習をこなす。練習では全ての指を自在に動かし、手の中で立体パズルが踊っているよう。

 大畠さんは「今でも成長できている実感はある。ミスをなくすことを心掛け、まずは決勝ラウンドに残りたい」と話している。