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<五輪>未来のアスリートどう育成? メダリストらが討論 千葉市

7/3(月) 10:42配信

千葉日報オンライン

 2020年の東京五輪・パラリンピックに向けたシンポジウム「スポーツの力で子どもの未来を変える」(順天堂大学主催)が2日、千葉県文化会館大ホール(千葉市中央区市場町)で開かれた。五輪・パラのメダリストやスポーツ庁の鈴木大地長官らが集い、スポーツの将来を担う子どもの育成方法について現状と課題を探った。

 シンポジウムは、同大スポーツ健康科学部が取り組む「SAKURA未来プロジェクト」の一環。千人を超える学生や家族連れらが耳を傾けた。

 鈴木長官やアテネ大会体操男子団体総合金メダリストの鹿島丈博さんらによる座談会では、日本と海外のスポーツ意識の違いや障害者スポーツの現状について議論。鹿島さんは「未来の芽をつぶさないよう、成長段階に合わせた練習方法やスポーツを選ぶことが重要。まずは楽しむこと」と力説した。

 世界で活躍するアスリートの育成方法について語るトークセッションでは、メダリストら6人が五輪の秘話や子ども時代の過ごし方を披露。3大会連続で五輪に出場し、4月に引退を表明した陸上の高平慎士さんは「どんな場面でもいいので、2020年の大会に参加して、スポーツの素晴らしさを感じてほしい」と訴えた。

 館内では、リオ大会で銀メダルを獲得したボッチャや20年に幕張メッセで競技が実施されるゴールボールの体験会も開かれ、多くの子どもたちが障害者スポーツに親しんだ。