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トト・ウルフ、メルセデスの“フェイクニュース“を流すエディ・ジョーダンに憤慨

7/3(月) 16:14配信

motorsport.com 日本版

 英国のテレビで解説者を務めているエディ・ジョーダンは以前から、メルセデスが長期に渡ってF1に参戦する意義に対し疑念を持っており、じきに主要スポンサーが離れていくと主張し続けている。

写真:ロシアGP後、優勝したボッタスにインタビューを行うエディ・ジョーダン

 また前戦バクーで、ジョーダンはかつてのBARと同じように今後F1進出を目論む中国のコンソーシアムが、メルセデスを買収するだろうと発言している。

 それにより、メルセデスのレースチームやブリックスワースに位置するエンジンファクトリーで働く従業員達を混乱させたため、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフはジョーダンのそのコメントに憤りを覚えたという。

「エディとはいつでも冗談を言い合える」

「しかし、将来を気にかけながらもメルセデスで懸命に働く1500名もの従業員がいるのにもかかわらず、そのようなジョークを飛ばすようなら私も笑っていられない」

「インタビューの間そのことについて彼に話したし、私にとってそれほどシリアスな話題だった。我々はF1を離れることはないし、どのスポンサーも離れていない。我々は今の立ち位置に満足しているのだ」

「とにかく彼は、そういった噂やフェイクニュースをメディアで報道するのをやめるべきだ」

 一方のジョーダンは、その発言を受けてもなお、メルセデスがF1参戦への投資によって十分な利益を得ていないと判断するのであれば、ワークスチームは撤退するであろうと主張し続けている。

「メルセデスはマーケティングや技術開発という理由でF1ビジネスに携わっているのであって、そこに愛はない。彼らは自分たちに適合するものを選んでいくだろう」

 そうジョーダンは語る。

「その時期がいつなのかは知り得ないが、私が思うにUBSやペトロナスとの契約が切れる2018年だと思う」

「どうして彼が怒っているのかは理解できるが、私にはどうでもいいことだ。世の中の物事は大体がそういうものだ。いつしかその兆候が現れるだろう。私は確信していることしか話さない」

「彼は1500人の話をしているだろうが、私は何千人ものダイムラーの株主について話をしているのだ」

「最終的に(メルセデスのF1ワークスチーム撤退の可否を)決めるのは理事会だろう。多くの理事会メンバーが方針を決めるのだ。私が思うに、彼らは自動車会社にとってもっとも適したものを選択すると思う」

「つまり、投資からの利益が正当なものでないと判断された時、彼らは消える。ワークスチームは撤退せざるを得なくなる」

「そもそもメルセデスF1はどこから来たんだ? かつてのトヨタF1はどこへいった? 彼らが維持するのはエンジンサプライヤーとしてのメルセデスであることは確かだ」

 なお、メルセデスのスポークスマンは、ペトロナスやUBSとの契約が2018年に満了すると主張しているジョーダンの発言は”間違っている”と回答している。

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