ここから本文です

<千葉・女性殺害>被告男、強盗殺人罪認める 地裁で初公判

7/3(月) 14:30配信

千葉日報オンライン

 昨年4月、千葉市稲毛区の自宅アパートで契約社員、茅野利奈さん=当時(41)=が殺害された事件で、強盗殺人と強盗未遂、窃盗、住居侵入などの罪に問われた元飲食店アルバイト従業員で無職、藤長稜平被告(30)の裁判員裁判の初公判が3日、千葉地裁(楡井英夫裁判長)で開かれ、藤長被告は「間違いありません」と、起訴内容を認めた。

 起訴状によると、藤長被告は昨年4月4日、茅野さん宅に侵入し包丁で「騒ぐな。金を出せば刺さない」などと脅して金品を奪おうとしたが、抵抗されたため、殺意を持って首や腹などを包丁で複数回突き刺すなどして失血死させたとしている。

 また3月7日、包丁で脅して金品を奪う目的で同区内の別の女性宅に侵入し、女性に暴行を加えてわいせつな行為をしたほか、同月14日にも同区内の女性方に侵入し、現金約9万6千円や財布など計36点の入ったショルダーバッグ(時価計約7900円相当)などを盗んだなどとしている。

 茅野さんの遺体が見つかったのは昨年4月4日午後9時55分ごろ。茅野さんは東京都内の外資系企業で事務の契約社員として勤務していたが、同日午後9時ごろ、勤務先から茅野さんの父親に「出勤していない」と連絡があり、部屋を訪れた父親が「部屋の中で娘が死んでいる」と110番通報。駆け付けた千葉西署員が確認したところ、室内で死亡している茅野さんを見つけた。藤長被告は当時、千葉市稲毛区稲毛東3のアパートに住んでおり、茅野さんのアパートとの距離はわずか約60メートルだった。