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円熟の歌声、聴衆魅了 81歳・安念さん(砺波)公演 ピアノ伴奏で「大地の歌」

7/3(月) 0:15配信

北日本新聞

 砺波市の声楽家、安念千重子さん(81)の公演「グスタフ・マーラー『大地の歌』」が2日、北日本新聞ホールで開かれ、オリジナルピアノ伴奏で円熟味のある歌声を披露した。

 大地の歌はマーラーが1908年に作曲した交響曲で、安念さんは学生時代から親しんでいた。同曲を披露するのは、オーケストラの演奏で歌った1991年以来となり、ピアノ伴奏で発表するのは初めて。

 第1~6楽章まであり、メゾソプラノの安念さんとテノールの牧川修一さん(埼玉)がドイツ語で交互に独唱。ピアノは丸山美由紀さん(富山市)が務めた。演奏に先立ち、安念さんと親交がある演出家の中村敬一さん(東京)が作品を解説した。

 年齢を感じさせないパワフルな歌声が会場に響き渡り、埋め尽くした聴衆を魅了した。

 歌詞は中国の詩人、李白らの作品を基にした詩集がベースになっており、歌詞の意味や込められた思いなどが演奏と同時にスクリーンに映し出された。約30分にわたる最終の第6楽章を歌い上げると、盛大な拍手が送られた。

 総合企画ディ・エルデ主催、北日本新聞社共催。

北日本新聞社

最終更新:7/3(月) 0:15
北日本新聞