ここから本文です

富山市総合体育館16年度利用 過去最多50万人超

7/3(月) 5:00配信

北日本新聞

 富山市総合体育館(湊入船町)の昨年度の利用者数が50万人を突破し、過去最多を記録した。バスケットボール男子Bリーグ・富山グラウジーズのホーム戦の8割を同体育館で実施したことに加え、北陸新幹線が開業してからスポーツの全国大会やスポーツ以外のイベントの開催が増えていることが主な要因だ。今春には館内にショップやカフェがオープンし、関係者はさらなる利用者増に期待を寄せている。

 同体育館は2000年とやま国体の前年の1999年にオープン。総敷地面積は約1万7800平方メートルで、約5千人を収容できるアリーナやフィットネスルームなどを備え、さまざまな用途で利用できる県内最大規模の施設として親しまれてきた。

 利用者数は99年度18万5631人、翌年度26万9305人と右肩上がりの傾向が続いている。北陸新幹線開業後の2015年度は46万1394人で、16年度はこれに5万人近く上積みした。

 16年度は、県内のほかの体育館の利用者数も上回った。3千人を超える観客席を備える県総合体育センター(富山市)は47万1467人、黒部市総合体育センターは31万7864人、ありそドーム(魚津市)は27万2593人だった。

 富山市総合体育館では全日本レディースバドミントン選手権、大相撲の春巡業など、全国レベルの大会や興行の開催も増加傾向にある。昨年は有名歌手のコンサートも開かれた。

 同市スポーツ健康課の石黒健一課長(49)は「収容人数が多く、イベントに適している」と分析。同体育館第1アリーナの観客席は4650席あり、県内の体育館で最も多い。また、JR富山駅から徒歩5分という立地で、同体育館の佐藤誠主査スポーツ指導員(42)は「アクセスが良く県外の人も訪れやすい。イベントを開催したいという相談が増えている」と話す。

 さらに、これまでは県内の体育館数カ所に分けて開催されていた富山グラウジーズのホーム戦が、昨年度から本年度にかけてのシーズンは同体育館に集中したことも利用者数を押し上げた。

 今年4月には館内にスポーツ用品ショップやカフェ、初心者向けのフィットネス器械を置くスタジオなどがオープンした。また、第1アリーナ天井に4面スクリーンを設置することも決まり、来年3月に使用を開始する予定だ。石黒課長は「スポーツだけでなく、いろいろな人に使ってもらえる交流拠点にしたい」と話している。 (社会部・田辺泉季)

北日本新聞社

最終更新:7/3(月) 22:07
北日本新聞