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東京が加熱式たばこの激戦区に~本当に健康懸念は少ないの?-Q&A

7/3(月) 10:42配信

Bloomberg

たばこ葉を燃やさない「加熱式たばこ」の市場が国内で広がりをみせる中、世界のたばこメーカー3強の製品が東京に出そろった。日本たばこ産業(JT)は6月29日、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は7月3日に相次ぎ東京で販売を開始、昨春に全国発売に踏み切った米フィリップ・モリス・インターナショナルを追撃する。国内を中心に急成長する加熱式たばこをめぐる論点をQ&A形式でまとめた。

1.加熱式たばことは?電子たばこと何が違うのか?

加熱式たばこは、たばこ葉などを加熱して、蒸気を発生させて吸うたばこを指す。各メーカーはたばこ葉を燃やさないため、紙巻きたばこに含まれる有害物質を大きく減らし、副流煙も大幅に抑えられるため受動喫煙対策としても期待できると主張している。一方、日本の法規制の対象外で液体を蒸発させて吸うタイプの電子たばこもあるが、ニコチンを含むものは医薬品医療機器等法の対象となり、国内で販売が許可された製品はない。

2.どんな製品があるのか?

大手たばこ会社からは、米フィリップ・モリスの「IQOS(アイコス)」、英BATの「glo(グロー)」、JTの「プルーム・テック」が発売されている(詳細は下記表を参照)。いずれも繰り返し充電して使用できる本体機器に、使い切りのたばこスティックやたばこカプセルを挿して使用する。加熱する仕組みや味、価格設定は各社で異なる。アイコスとグローはたばこ葉を直接加熱する一方、プルーム・テックはカートリッジを加熱し、たばこ葉に蒸気を通す。全国展開で先行するアイコスは国内で本体の出荷が300万台を超え、全国で合計約2000万人の喫煙者への浸透率は10%を超えたとみられる。

(出所:各社資料)

3.なぜ日本が加熱式たばこの主戦場に?

英ユーロモニター・インターナショナルによると、全世界で蒸気を発生させる加熱式たばこや電子たばこの市場規模は合計で2016年に120億ドル(約1兆3000億円)に達した。18年にはさらに218億ドルに拡大すると予想している。16年に日本は世界加熱式たばこ市場の96%を占めたという。2位はドイツで米国がそれに続く。日本で加熱式たばこが支持される背景として、JTのたばこ事業本部EPマーケティング部長の藤原卓氏は、法律上の規制で電子たばこが国内で出回っていないことのほか、他国と比べ日本人が周りに配慮する性格や、ガジェット(電子機器)好きであることなどが挙げられると分析する。

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最終更新:7/3(月) 10:42
Bloomberg