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フォロワー6千万 中国のトップ漫才師が「ビートたけし」に共感する理由「好きだけでなく、尊敬すべき人」

7/7(金) 7:00配信

withnews

 人口14億人の中国で、最も人気のある漫才師と言われる郭徳綱(グオ・ダーガン)さん。家賃も払えなかったという下積み時代から、今や100人を超えるメンバーを率いるまでに。中国版ツイッターのフォロワー数は6771万人を超えています。人気が出るきっかけもインターネットだったそうです。「尊敬する芸能人はビートたけしさん」。来日した郭さんに、中国でのお笑い文化、日本とのつながりを聞きました。

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7才からの芸能生活

 郭徳綱さんは1973年生まれの44才です。天津市出身で、7才から歴史物語を講談風に語って聴かせる「評書(ピンシュー)」などの口芸を学びはじめました。

 16才の時に漫才(中国語で「相声=シアンション」)を教わり、その後は天津や北京などを転々としました。

家賃さえ払えなかった時も

 「相声」は清王朝の末期から発展したと言われており、150年の歴史があります。しかし、1990年代には、テレビに人気を奪われ、有名な漫才師(相声俳優)も職を変える人が大勢、出ました。

 郭さんも北京の茶館に身を寄せ、茶館のお客を相手に芸を披露し続けました。ひどい時は、観衆が一人しかいない日もあり、家賃を払うお金もなかったそうです。

人気のきっかけはインターネット

 それでも茶館でコツコツと芸を磨きながら、1996年、数人の有志と一緒に相声の専門団体「徳雲社」(最初の名は「北京相声大会」)を設立。そんな郭さんの転機は、2005年ごろに訪れました。

 中国でもインターネットが普及し、若者がネット上で郭徳綱さんや「徳雲社」の相声を視聴するようになり、相声人気が広がったのです。

 ネット上で評判になったことがきっかけで、中国のマスメディアが郭さんと「徳雲社」を取り上げ、一気に有名になりました。

100人を超えるチームに

 2013年には、中国の芸能界の「登竜門」と言われる中国中央テレビ局(CCTV)の春節聯歓晩会(NHKの紅白歌合戦相当)への出演も果たしました。

 当初は3、4人しかいなかったメンバーも、今ではメインメンバーだけで100人を超えました。

 「徳雲一隊」から「徳雲八隊」までチームが分けて中国各地で出演し、低迷した「相声」を蘇らせています。

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最終更新:7/7(金) 7:00
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