ここから本文です

創造豊かな陶芸一堂 北陸「現代奨励賞」展が開幕

7/4(火) 8:39配信

北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

 日本陶磁協会主催の第2回「現代陶芸奨励賞」福井・石川・富山展(4~17日、福井新聞社後援)の開幕を前に3日、越前町小曽原の県陶芸館で内覧会が開かれた。越前焼や九谷焼(石川県)など北陸の各陶器産地で活躍する作家たちの創造性あふれた作品が並ぶ。

 同賞は昨年、地方の若手陶芸家の支援と焼き物を通した地方創生を目的に創設された。第1回の北海道展に続く今回は北陸3県を対象に「陶芸」と「産業陶器」の2部門で作品を募集した結果、福井県からの22点を含む約80点が入選。同展期間中、前後期に分けて全作品を展示する。
 
 入選の中で優れた6点が優秀賞と奨励賞に選ばれ、県内からは土本訓寛さん(38)=同町小曽原=の「焼〆壺(やきしめつぼ)」が奨励賞を受賞した。室町期の先人たちが手掛けた作風が好きだという土本さん。薪窯で焼き上げた作品は、表面を染める釉薬(ゆうやく)の緑色の中に褐色の火色が美しく引き立っている。

 その他、動物をかたどった越前焼作家のオブジェや、九谷焼作家の色鮮やかな磁器など多彩な作品が並んでいる。日本陶磁協会賞受賞4作家の作品も特別出品されている。

 内覧会には同協会の森孝一常任理事や滝波宏文参院議員ら約15人が参加し、1点ずつじっくりと鑑賞していた。

 9日は午後1時半から、森常任理事と入選作家のギャラリートークが同館茶苑である。