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今秋も「高校生ホテル」 熱海高ビジネス観光類型3年

7/4(火) 10:50配信

伊豆新聞

 県立熱海高ビジネス観光類型の3年生22人が、今秋の「高校生ホテル」“開業”に向けて動き出した。前年度に続いての取り組みで、先輩たちの成果と反省を踏まえて本番までの研修を充実させるほか、スタッフに2年の“選抜生”も加えて次年度以降へつなげる。3日、開業場所となる地元ホテルで開いた決起会で、生徒代表の丸山奈々さんは「私たちなりの高校生ホテルをつくっていきたい」と意気込みを語った。

 本年度も下多賀のホテル「味と湯の宿ニューとみよし」が協力し、実習場所を提供する。開業は11月7日から8日にかけての1泊限定で、生徒たちが類型での学習成果を発揮して、企画立案から客室準備、調理補助、接客まですべての業務を担う。

 決起会で同ホテルの富岡篤美社長は、一人一人の主体性やチームワークが求められることを強調し「未経験で上手にできなくても、“何か”で埋めることができる。その何かを考え、どうしたら客に気持ちよく過ごしてもらえるかを考えながら研修を繰り返してほしい」と呼び掛けた。また部門ごとに求められるサービスや注意点を説明した。

 この後、生徒たちはフロント、客室準備、レストラン、調理の四つの部門に分かれ、企画を練った。富岡社長から「今年は一般の客にも泊まってほしい。できれば外国人が含まれるといい」といった提案もあった。

 生徒たちは「高校生ホテル」の具体的な計画づくりを早急に進め、今月末にも宿泊客の募集を開始する。同ホテルは夏休み中のインターンシップ(職業体験)なども受け入れて、個々のスキル(熟練度)と意識の向上を図る考え。

 高校生ホテルは同類型での学びの集大成の場として前年度に初めて開業し、教育関係者らを客に迎えた。全国でも例のない取り組みとして注目を集めた。

 【写説】「高校生ホテル」の開業に向けて、部門で企画を練る生徒たち=下多賀のニューとみよし

最終更新:7/4(火) 10:50
伊豆新聞