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【新日LA】米国に「ドルの雨」降らせたV7オカダ “超大物”から称賛の声

7/4(火) 11:00配信

東スポWeb

【カリフォルニア州ロサンゼルス1日(日本時間2日)発】新日本プロレス初の米国ビッグマッチが当地のロングビーチコンベンションアンドエンターテイメントセンターで開催され、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)がROH世界ヘビー級王者のCody(32)の挑戦を退け7度目の防衛に成功した。プロレスの本場でIWGP王者として堂々の戦いを見せたレインメーカーには、観戦に訪れた“超大物”からも称賛の声が送られた。

 本格的な世界進出の第一歩となった歴史的大会のメーンで、元WWE戦士を迎えた大一番。姿を現したオカダとともに「レインメーカードル」が降ると、2370人札止めの会場からは割れんばかりの大歓声が起きた。逆に米国出身のCodyにはブーイングが浴びせられる奇妙な“逆転現象”。この構図こそが現地ファンによる歓迎ぶりの証明だ。

 試合が動いたのは20分過ぎ。おきて破りのレインメーカーを浴びたが、逆にCodyの必殺技・クロスローズをお見舞いして形勢逆転に成功した。なおもCodyが試みた片翼の天使、クロスローズをしのぐと、旋回式ツームストーンパイルドライバーから正調レインメーカーでV7を達成。会場の「ニュージャパン」コールのなか、オカダは「この俺が王者でいる限りニュージャパンプロレスリングに、カネの雨が降るぞ!」と豪語し、ロス大会2連戦の初日を締めくくった。

 日本マット界のトップを走る若き王者の雄姿には、WWEのスーパースターとして世界中を熱狂させたストーンコールド・スティーブ・オースチン(52)も熱視線を送った。会場を訪れた“テキサス産ガラガラ蛇”は自身の姿で騒ぎが起きないように、この日の大会を中継した現地ケーブルテレビの中継車にわざわざ移動して最後まで観戦。関係者によれば、オカダの試合に手を叩いて喜び「まだ29歳だって? 今すぐ欲しいな!」などと話していたという。
 さらにオカダが会場を出る際には対面が実現。直接、賛辞が贈られた。本紙の取材に応じたストーンコールドは「本当にグッドレスラーだ。素晴らしい。どこにいてもトップレスラーだ」とレインメーカーに最高評価を与えた。

 超大物にも実力を認められたオカダは「こっちのプロレスのトップじゃないですか。日本で有名でもこっちに響いてないと意味がないですし。響いてもらえた、新日本プロレスが認められたっていうのは、やって良かったなと。素直にうれしいですね」と万感の表情。新日プロの米国ビッグマッチ開催はかねてオカダの悲願だった。大会を成功させ「また次につながるんじゃないですかね。素晴らしいステップになったし、どんどんやっていけたらいいなと思います」と今後の世界進出にも手応えを感じ取った。

 世界のプロレス界で独走状態を続けるWWEを「ライバル」と公言するオカダは「変な感じですよ。WWEが(6月30日、1日の日本公演で)日本にいて、僕たちが米国にいて。でもいつかそれが当たり前になってくるかもしれないですし。プロレスそのものを盛り上げていければいいと思いますけどね」と目を輝かせた。新日プロを世界一のプロレス団体にするため、カネの雨は国境を越えて世界中に降り注いでいく。

☆ストーンコールド・スティーブ・オースチン=1990年代後半から2000年代前半のWWEマットをザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)とともに引っ張ったスーパースター。ビンス・マクマホン会長との大抗争は世界中のファンを熱狂させ、一時代を築いた。98年の祭典「レッスルマニア」では、あのマイク・タイソンとも因縁が生まれ、話題をさらった。またWWE入団前の92年には新日マットに上がっている。現在は俳優としても活動し、シルベスター・スタローン主演の大ヒット映画「エクスペンダブルズ」にも出演した。

最終更新:7/4(火) 11:26
東スポWeb