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【東京都議選】自民大敗の戦犯 豊田真由子議員を“直撃”

7/4(火) 11:00配信

東スポWeb

 惨敗自民のA級戦犯は“あの女”だった――。2日投開票の東京都議選で自民党は、小池百合子知事(64)が率いる地域政党「都民ファーストの会」との首都決戦で歴史的な大敗北を喫した。現有57議席を23に減らし、過去最低の38議席(2009年)を下回る惨状。加計学園問題や閣僚の失言によるダメージを被った、党内では「戦犯は絶対に豊田真由子議員の絶叫・暴言騒動だ」と、離党届を出した豊田真由子衆院議員(42)への怒りが収まる気配が全くない。本紙が豊田氏を“直撃”したところ…。

 自民党の下村博文都連会長(63)は2日、東京・永田町の党本部で、都議選の開票状況を受けて「厳しい結果だ。今回の選挙結果は国政への影響が避けられない。責任は十二分に感じている」と険しい表情で話し、責任を取り、都連会長を辞任する意向を表明した。

 国政に端を発した負のうねりは、猛烈な逆風に変わった。その直撃を受けた都議選で自民党は過去最低の議席を下回る歴史的敗北。告示前から選挙期間まで、安倍晋三首相(62)が“溺愛する女たち”によるトラブルに足を引っ張られた。

 まずは今年2月から、昭恵夫人(55)が、設立予定だった小学校の名誉校長を務めていた学校法人「森友学園」問題が噴出し、尾を引いた。さらには、学校法人「加計学園」を巡る疑惑などで風当たりが強まり、選挙期間中は、稲田朋美防衛相(58)による「自衛隊としてお願いしたい」という前代未聞の“失言”が悪影響を及ぼした。

 そして、各選挙区で激しい選挙戦を繰り広げながらも落選という惨めな結果に終わった自民党の女性候補者たちは、歴史的な大惨敗を招いた一番の“戦犯”として豊田氏の名前を挙げている。

 豊田氏といえば、元秘書に対し、「このハゲーーッ!」「ちーがーうーだろ!」と怒鳴り、ミュージカル調で「そんなつもりはなかったんです~♪」と歌い、赤ちゃん言葉で「あるんでちゅか!」とあざけったことが「週刊新潮」に報じられ、元秘書が録音した音声データも公開されたことで大騒動になった。

 落選したある女性候補者は「選挙中、一番悔しかったのは、無党派層の女性たちから、豊田真由子さんと同じ女性に見られたこと。握手を求めても『あなた、ヒステリー豊田と一緒でしょ!』と冷たく拒否された。選挙は生ものです。自民党支持者からも豊田氏の絶叫・暴言騒動を引き合いに出されて『今度だけは、絶対に自民党に入れたくないの!』ときつく断られた」と悔し涙を流した。

“都議会のドン”内田茂氏(78)の後継者として千代田区選挙区に出馬し、落選した中村彩氏(27)も恨み節。国会議員の不祥事を念頭に「みなさま脇が甘い。人を罵倒したりとか(中略)国民の信頼を失うことをしている時点で恥ずかしいし情けない」と豊田氏らを批判した。

 渦中の豊田氏は離党届を提出した後、入院したとして、雲隠れを続けている。本紙は「都議選へのマイナス効果についてどう思うのか?」「女性候補者は、あなたの暴言騒動に激怒している」ことについて話を聞くため、豊田氏の携帯電話に連絡を入れた。

 ところが、何度かけても「トゥルルルル~トゥルルルル~」と音信不通の状態。一夜明けた3日、電話がつながった。本紙が「豊田さんですよね」と聞くと「わたしは…電話の主ではありませぇ~ん…」とお得意のミュージカル調ではなく、かすれた声で弱々しく話す女性の声が聞こえた。だが、豊田氏の声に間違いなかったものの、何を質問しても全く答えなかった。

 自民党関係者は「豊田氏による元公設秘書へのパワハラは、無党派層に『自民党の女性国会議員が全員そうなのか!』と受け止められた感が強い。一番の戦犯と批判されても仕方がない…」とこぼした。

 A級戦犯と名指しされたも同然の豊田氏は、今後、どんな釈明をする気なのだろうか。

最終更新:7/4(火) 15:10
東スポWeb