ここから本文です

ブスの極み乙女、デブストーリーは突然に… 子育て自虐エッセイが話題に 「主人公は自分、ありのママで」

7/5(水) 6:50配信

withnews

 「ブスの極み乙女(色気と恥じらい、両成敗が止まらない)」――。子育て中の自分の姿を、自虐的なイラストとユーモアあふれるセリフで綴ったエッセイが話題になっています。作者は、会社員として働くヤマダモモコさん(32)。育休中の日々で感じたことをインスタグラムに投稿したもので、本も出版されて発売から約1カ月で5刷と人気です。理想のママ像と一線を画し、子どもではなく「自分が主人公」という視点で描いた内容が共感を集めています。復職したばかりのヤマダさんに話を聞きました。

【画像】話題のイラストはこちら。「ブスの極み乙女」「自撮り、ダメ、ゼッタイ」…。取材後の描き下ろしも

モモコデラックス、怒り心頭

 テレビでおなじみのマツコ・デラックスさんに似た女性が描かれたイラスト。横には「久々の外出 夫に『マツコ意識?』と言われる」の文字があり、隣のページには「モモコデラックス、怒り心頭」とコメントが記されています。

 子どもを抱っこしているヤマダさんに対して、夫がDAIGOさん風に「K(毛を)S(処理して)K(ください)」と語りかけると、「H(ほんと)I(いつもごめん)」と答えるイラスト。隣のページには「マキシマムザ男性ホルモン」と書かれています。

 小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」のCDジャケットのようなポーズで、ズボンのボタンをとめられないイラストには「デブストーリーは突然に」の文字。

 これらは、先日出版されたヤマダさんの著書「色気は分娩台に置いてきました。」(三才ブックス)の一コマです。

 「昨年4月に出産して、2カ月後の6月からインスタグラムに投稿を続けていたら、『本にしましょう』と声をかけていただきました。もともとはビジネス手帳に絵日記風に描いていたもので、夫に見せたら面白がってくれて『せっかくだからインスタに投稿したら』と言われてスタートしたんです」とヤマダさんは言います。

ブルゾンちえみネタも

 先ほど挙げた以外にも、ブルゾンちえみさんのネタや「踊る大捜査線」の名ゼリフなども登場します。

 「育休中はテレビを見る機会が多く、つい頭に入っちゃうんです。歌も、最近のものから懐かしいものまで、ついつい口ずさんじゃうので、どうにか使いたいなと」

 インスタグラムに投稿する際のハッシュタグは、当初「#まいにちモモコ」でした。松岡修造さんの日めくりカレンダー「まいにち、修造!」を意識しながら、自虐的なネタからスタート。

 「変なママがいるよ、と思ってもらえれば」という程度で始めたところ、「ヤマダさん、わかります!」「私が書いたみたい。もしかして私はモモコ?」といった共感の声が寄せられたそうです。

 「育児で家にこもりきりの生活をしていると、自分の時間はないし、毎日同じことのくり返しでどんどんネガティブになっていってました。なので、そんな日々を笑いの方に持って行こうかなと。それで私自身が救われる気がしました」

 身近なママ友は、子どもを産んでからの知り合いが多く、なかなか赤裸々な話はしにくい。昔から知り合いで仲の良いママ友は、遠くに住んでいてなかなか会えない。そんななか、「リアルすぎて聞きにくい悩み」をインスタに投稿したところ、本音の回答が続々寄せられたそうです。

 「会ったことはなくても、まさに『戦友』。そんなつながりになりました」

1/2ページ

最終更新:7/5(水) 6:50
withnews