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戻れヒヌマイトトンボ いこいの村涸沼、児童がヨシ植え付け

7/4(火) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

鉾田市箕輪の「いこいの村涸沼」で2日、ビオトープをつくるイベントがあり、児童がヨシを植え付け、「ヒヌマイトトンボよ戻ってきて」と願いを込めた。昆虫観察会もあり、トンボやバッタを捕まえた。

「いこいの村」を運営する県開発公社によると、コンクリートの堤防建設以前、1975年ごろまで、同所でヒヌマイトトンボの生息が観察できたとされる。

同公社は、宿泊施設に隣接するアイリスパーク池を埋め立てグラウンド・ゴルフ場を拡張、一部を残してビオトープとした。水路を通して涸沼の水が流れ込んでおり、涸沼と同じ汽水状態となっている。

ヒヌマイトトンボは汽水域のヨシ群落の狭い空間に潜んで生息。外敵から身を守っているという。

礒崎隆支配人は「公社が昨年7月開設した涸沼の野鳥や自然を紹介するインフォメーションプラザには1年間で約5千人が来場した。ビオトープで自然が豊かになってほしい」とあいさつした。

ヒヌマイトトンボの発見者の一人、広瀬誠さんが講師となった昆虫観察会で、「昔バッタは、食料だった」「マムシは一生でネズミなど哺乳類を100匹食べる」などと解説していた。

9月30日にはビオトープの魚調査やハゼ釣りのイベントを開く。  (清水英彦)

茨城新聞社