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ダイアン・レイン「変化こそ人生」 新作で熟女の魅力全開

7/4(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 80年代青春映画で燦然(さんぜん)と輝いた銀幕ヒロインが、年齢を重ねた美しさと人生訓で再注目されている。映画「アウトサイダー」「ランブルフィッシュ」「ストリート・オブ・ファイヤー」などで知られるダイアン・レイン(52)が今月公開の主演最新作「ボンジュール、アン」をひっさげて来日し、こう言った。

「年を重ねていくと、いろいろとおっくうになったり失敗を恐れてしまうけれど、私は変化こそが人生だと思っています。外見も境遇も変わっていくことを恐れず受け止める。そして臆せずにチャレンジしていくこと。それが大切だし私は常にそう思って実践しています」

 人気子役出身で、1979年公開の「リトル・ロマンス」で映画デビュー後、フランシス・F・コッポラ監督やウォルター・ヒル監督作品に相次いで出演、日本でも人気だったダイアン。しかし19歳で映画界から遠ざかり、20~30代半ばまで長い低迷を経験、02年公開の映画「運命の女」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、再び脚光を浴びたのは37歳であった。

 私生活ではバツ2。シングルマザーとして、女優兼モデルのエレノア・ランバート(24)を育て上げた。そうした人生経験が外見や心情に現れているのだろう。来日中のダイアンに同行したPRスタッフの山崎裕希子さんはこう言う。

「大女優で華があるのに、ご本人は飾らない、ナチュラルな美しさを大切にされていました。私たちスタッフにもフレンドリーに声をかけて、緊張をほぐして下さいました。トロント映画祭でも話題になった美貌といい、ちょっと低くなった声といい、大人の女性の魅力、格好良さでいっぱいでした」

 代表作「アウトサイダー」で富裕層のグループ「ソッシュ」にいながら、貧困層「グリース」の主人公にも心を開くチアリーダーを演じたダイアン。スティービー・ワンダーの歌う主題歌「STAY GOLD」のメッセージを、そのまま体現しているようだ。新作は子育てを終えた女のロードムービー、人生賛歌である。