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鬼怒川、10%取水制限へ ダム貯水量低下続き

7/4(火) 12:00配信

茨城新聞クロスアイ

鬼怒川上流域にあるダムの貯水量が低下し続けていることから、国と県、利水関係者などで構成する鬼怒川水利調整連絡会・鬼怒川上流利水調整連絡会は3日、筑西市二木成の国交省下館河川事務所内で第2回会合を開き、10%の取水制限を行う方向で合意した。近く開始日程を発表する。

同事務所などによると、3日午前0時現在の鬼怒川上流の川俣、川治、湯西川、五十里の4ダムの貯水量は1億1284万立方メートル、貯水率75%。過去4年間の平均貯水量が1億1641万立方メートルで、本年の貯水率は22%少ない状態だ。昨年も貯水量1億1148万立方メートル、貯水率52%となった6月16日から10%の取水制限を行っている。

ダムの貯水量低下の原因は雨の少なさ。鬼怒川上流域は3月以降、例年に比べて降水量の少ない状態が続いている。栃木県塩谷町佐貫付近の6月の降水量は例年の約半分という。

同事務所は「取水制限を開始しても直ちに生活に影響を与えることはない」としながら、「ダムに蓄えられている水を大切に使ってもらうことが大事。節水に対する意識を高めてほしい」と話している。

会合には国交省下館河川事務所のほか、同鬼怒川ダム統合管理事務所、農水省、茨城、栃木両県の企業局や河川課、鬼怒川水系の土地改良区連合会の関係者ら約30人が出席した。 (冨岡良一)

茨城新聞社