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若きドイツがコンフェデ杯制覇 日本代表は何を学ぶべきか

7/4(火) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 18年ロシアW杯のプレ大会「コンフェデ杯」の決勝(日本時間3日午前3時キックオフ)は「平均年齢28.7歳」「1人当たりの平均代表歴47試合」のチリが、「24歳」「11試合」のドイツを撃破して初優勝――というのが大方の予想だった。

 実際、試合を通してチリのペースだった。ところが「専守防衛からショートカウンター」に徹したドイツは前半20分、チリDFのミスからゴールを奪い、そのまま粘り強い守備で逃げ切った。

「日本を含め、どの国の代表チームも年間5回前後しか合宿を張れず、チーム戦術を熟成させる時間が足りなくて苦心している。堅守速攻スタイルは、ボール支配率を高めることに比べると短期間でチームに落とし込むことができ、試合内容は見劣りしても《何よりも勝つ》ための方法論としては非常に有効です。ドイツ代表を率いるレーウ監督は、フィジカルが強くて堅守カウンター能力の高い若手を集め、《B代表で勝てるわけがない》と批判されながらも、見事に結果を残しました」(サッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏)

 若きドイツのコンフェデ杯制覇は、W杯常連国の戦い方に影響を及ぼすだろうが、6大会連続W杯出場を目指してロシアW杯アジア予選を戦っている最中の日本代表にとって、果たして「学ぶべきところ」はあるのか?

「ドイツ優勝の原動力となった22歳MFゴレツカのように強靱なフィジカル(身長189センチ、体重76キロ)を誇り、足元の技術も高い選手は残念ながら日本には見当たらないし、これから先、同じようなサイズとポテンシャルを有する選手が出現する可能性も、残念ながら低いと言わざるを得ないだろう。しかし将来性の高い10代半ばの選手を全国から発掘して堅守速攻スタイルを教え、たとえば15歳以下日本代表からA代表まで戦術的な統一を図ることは可能。えてして日本サッカーは《高い個人技とパス回し》を最優先にする傾向がありますが、勝つための現実的な選択肢として、今回のコンフェデ杯のドイツ代表は、大いに参考にすべきです」(六川氏)

 決勝の前に行われた3位決定戦は、エースFWのC・ロナウド不在のポルトガルが、メキシコ相手に延長戦の末、2―1で逆転勝利を飾った。

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