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『リネージュ2』セブンサインがついに完結へ! 次期アップデートの全貌と将来の道筋を新井Pに直撃

7/4(火) 16:13配信

ファミ通.com

文・取材:ライター Mainai、編集:編集部 ミス・ユースケ

●次期アップデートの実施は秋ごろを予定
 エヌシージャパンがサービスを展開するPC用MMORPG『リネージュ2』は、2017年6月25日にサービス開始13周年を迎えた。

 シンプルな操作システムと奥深いストーリーが、いまだ多くのファンの心を惹き付ける同作の次期アップデートの内容を、統括プロデューサーの新井友和氏に直撃。クラシックサービスとライブサービスの双方にお目見えする大規模コンテンツを中心に、その詳細と魅力をたっぷりとお聞きした。

 記事の後半では、『リネージュ2』の将来像と目標を、インタビュー形式で新井氏に語ってもらっている。今後行われるアップデートの方向性のほか、来るべき『リネージュ2 レボリューション』(日本でのサービスはネットマーブルが実施)との“距離感”についてもお聞きしたので、こちらもぜひお見逃しなく。

●クラシックサービスにアンタラスが降臨!
 まずは、『リネージュ2』がオープンした2004年当初のシステムとストーリーのもとでプレイできる、クラシックサービスのアップデート情報からお伝えしよう。本稿で紹介する要素はすべて開発中のものなので、今後変更される可能性がある。あらかじめご了承願いたい。

【アンタラス】

 新たなワールドレイドのボスとして、アンタラスが降臨。ドラゴンバレーのダンジョン内部に設置された結界の心臓NPCを介して、戦闘エリアである“アンタラスの棲処”へと侵入できる。そのほかの入場条件は以下の通りだ。

入場アイテム:ポータルストーン1個
入場レベル:レベル76以上
入場最少人数:90人
入場最大人数:300人

新井氏コメント:
 アンタラスは、画面内に収まりきらないほど大きいボスです。報酬として、クラシックサービスでは最上級となるボスアクセサリー“アンタラスイアリング”がドロップします。最大300人まで参加できるコンテンツの報酬のため、レア度は確かに高いですが、まったく手が届かないというほどでもありません。“アンタラスイアリング”を獲得すればオリンピアードでも有利に立てますので、ぜひ皆さんチャレンジしていただければと思います。
 クラシックサービスはアインハザードとグランカインのふたつのサーバーで運営していますが、どちらのサーバーでも攻略に必要な人数は揃えられるはずです。だいたいですが、アンタラスを討伐するには250人程度の参加者が必要になるのではないでしょうか。


【セブンサイン狩り場】

 新たにセブンサインの狩り場(密会のカタコム、魔道のカタコム、烈士のネクロポリス、苦行者のネクロポリス)が登場。破滅の女神シーレンがすべての生命を吸収したため死の霊に溢れ、現在はさまざまなモンスターが跋扈するフィールド狩場となっている。
 ライブサービスでは黎明軍、黄昏軍が争う狩り場だったが、クラシックサービスにおいては経験値とアデナ獲得用の狩場へとリニューアルされる。4種類の狩り場はそれぞれ異なる特徴が設定されており、参加人数や難易度に応じて好みのエリアを選択できる。

◆想定レベル帯
密会のカタコム、烈士のネクロポリス:65~69レベル
魔道のカタコム、苦行者のネクロポリス:71~75レベル

 アクティブとノンアクティブのモンスターが入り乱れる“カタコム”に対して、“ネクロポリス”は大半がノンアクティブモンスター。用途に合わせた狩りが可能だ。

新井氏コメント:
 4ヵ所すべてが(上記の)写真のような外観になっており、それぞれ配置されているモンスターが変わってきます。ソロまたはパーティ向けといった感じで、お好みの狩り場を使い分けてください。狩り場の想定レベルは65~75となっています。
 ライブサービスでは黄昏や黎明といった組織に所属して競争を行い、勝利した組織が優先的に活動できる狩り場でしたが、クラシックサービスではその仕組みが撤廃されています。新しい狩り場で経験値を稼いでいただければと思います。


【忘れられた島】

 高レベル帯向けの新規狩り場として、忘れられた島が実装される。レベル79から82までのキャラクター育成に活用できる、文字通り上級者向けのエリアだ。

狩り場レベル:レベル79~82
狩り場情報:忘れられた島の西はソロプレイ/東側はパーティプレイ向けのモンスターが配置

新井氏コメント:
 ライブサービスにお目見えした当時は、“太古の島”と呼ばれていたエリアです。この忘れられた島は、ティラノサウルスが跋扈していた(当時の)恐竜の楽園ではなく、クラシックサービス向けに完全にリファインされています。
 目新しい要素は、謎の宝箱からAグレード最上位武器の素材や、非常に低い確率で武器が出現する可能性がある点です。(謎の宝箱の争奪戦が予想されますが)我々としては、島内という閉ざされた空間の中で、多少そういうことがあってもいいのではないのかなと。現地で狩りを行わずに、ひたすら謎の宝箱を探し回ることも可能ですが、宝箱は宝箱キーパーに守られており、襲われたらひとたまりもありません。
 謎の宝箱は、現実時間で30分おきに出現します。配置場所はあくまでもランダムではありますが、熟達した皆さんであれば、ある程度予測がつくはずです。謎の宝箱だけを狙っていくのも、ひとつの楽しみかたかもしれません。

●次期ワールドレイドは対抗戦と協力戦が併存!
 つぎに、『リネージュ2』の最新の世界で冒険が楽しめる、ライブサービスの次期アップデートの中身をご紹介。クラシックサービスと同様、こちらも現在開発中のものなので、細かい設定や仕様が変更される可能性がある。あくまでも制作途上バージョンのつもりで読み進めていただきたい。

【ワールドレイド】

 新たなワールドレイドのボスとして“エティス バン エティナ”を実装。“サーバー競争”を勝ち抜いた、レベル103以上のキャラクターだけが参加できるという、まさに上級者向けのバトルだ。まずは参加条件からご覧いただこう。

参加条件:クセルス連合基地防衛戦の成功/王国近衛軍、ブラックバード血盟勢力レベル6以上
入場レベル:レベル103以上
入場最少人数:70人
入場最大人数:120人

新井氏コメント:
 セブンサインの最終ボス“エティス バン エティナ”。新エリアのエティナ大神殿において、門を守る守護者をいちばん最初に討伐したサーバーが代表サーバーとなり、エティス バン エティナ討伐にチャレンジできます。
 たとえば、バーツが代表サーバーに選ばれた場合、そのサーバー内のキャラクターのみ、エティス バン エティナが待ち受けるエリアに進めます。一方、守護者を最速で討伐できなかったサーバーには“カイン ヴァン ホルター”が出現します。
 コンテンツが開幕すると、おそらく全サーバーのユーザーが同時に攻略に着手するでしょう。このため、城門を破壊してレイドモンスターを倒すまでに要する時間は、どのサーバーでもおおむね同程度になるはず。コンマ何秒の差で代表サーバーが決定するのではないでしょうか。
 動画で研究を済ませたうえで挑まれる方も多いかと思いますが、(韓国版のワールドレイドから)仕様が若干変わる可能性があるのでご注意ください。もしかしたら、「技を出すタイミングが違うじゃないか!」と叫びたくなる場面があるかもしれません(笑)。
 今回の新規ワールドレイドは、クセルス連合基地防衛戦の勝利週の土曜日から進行できる方向で検討しています。サーバー競争の対象となるレイドモンスターと戦える時間には制限があります。
 エティス バン エティナやカイン ヴァン ホルターの報酬は、ダークヘリオス強化石やその他の新アイテムが追加される予定です。


【クラス改変:シーゲルナイト】

 つぎのアップデート公開を機に、シーゲルナイトに属する4つのクラスが大幅に調整される。これにより、タンカーとしての役目をいままで以上に果たしやすくなるのだ。

◆シーゲルフェニックスナイト:味方を守護する不死の盾
シーゲルフェニックスナイトは、パーティを守るという盾職の役割に最も相応しい堅牢さを持った職へと調整された。

新規スキル:サモン フェニックス キュービック
<効果>デバフ耐性増加、HP回復、死亡時復活の効果


◆シーゲルヘルナイト:敵を締め付ける復讐の剣
シーゲルヘルナイトは自分のダメージゾーンから敵を逃さない能力に優れる。多様なスキルを使用することで、物理、魔法ダメージを反射しつつ、攻撃時はHP回復力を増加させ、被攻撃時には防御力、魔法抵抗力を向上させるといった戦いかたを行える。

新規スキル:ブラックソーン チェーン ストライク
<効果>対象とその範囲内のターゲットを攻撃し、敵を自分の位置に引き寄せる


◆シーゲルエヴァステンプラー:波を呼ぶエヴァの剣
シーゲルエヴァンステンプラーは波を呼ぶ剣オセロットの力で敵を引き寄せたり、波を起こして多数の遠距離の敵を継続的に弱化さられる。

新規スキル:グランド オセロット ウェーブ
<効果>盾防御力、属性防御力が強化され、被撃時に エヴァ スピリット が発動されて、味方の防御力と魔法抵抗、全ての防御属性増加効果が適用


◆シーゲルシリエンテンプラー:摂理に反する影
シーゲルシリエンテンプラーは敵を麻痺状態に陥れ、自らの防御能力を強化させる能力を持ち、一方で一定数値以上のダメージを無効化できる能力を保有する。シーゲルシリエンテンプラーの核心となる新規スキル グランド シリエン シャドーは発動時6秒間の間、受けるダメージを最大で6,666に固定するという能力だ。

新規スキル:グランド シリエン シャドー
<効果>盾防御力の増加に加え、ダメージを受けた際、一定確率でシリエン シャドー、シリエン スピリットが発動する

新井氏コメント:
 これまでのシーゲルナイトは、オリンピアードでなかなか勝利できなかったり、タンカー不在の狩りが行われるようになったことで存在価値が低下したりと、バランス面で厳しい状況に置かれてきました。この状況を打破するために、大幅な改変を実施いたします。
 シーゲルナイトに含まれる4つのクラスに、新規スキルが追加され、自身のデバフ耐性強化や敵の引き寄せなど、すべてタンカーとしての性能を引き上げるものばかりです。
 シーゲルナイトの改変は、韓国では短期間に2回行われましたが、日本ではそれらを1回のアップデートでまとめて入れます。このため、皆さんにはガラッと変わった印象を持っていただけるはずです。たとえば攻城戦では、タンカーは敵陣に突入して周囲のヘイトを集めるのが本来の役割ですが、いままではその役目が果たせませんでした。今後は、それが可能になります。オールラウンダーではなく、タンカーに特化した立ち回りができるようになるので、ぜひご期待ください。


【クラス改変:イースエンチャンター】

 バッファー職のイースエンチャンター系列にも大幅な調整が加えられる。ハイエロファント、ソードミューズ、スペクトラルダンサーの3クラスに加え、オークの種族固有のバフスキルにも新たなタイプが追加された。また、ポエム各種バフの最大レベルが5レベルまで拡張された。

◆イースハイエロファント:アインハザードの権能
最も強いバフスキルを詠唱できるイースハイエロファントは“プロフェシーオブマイト”を2回使用できるように変更。また新規スキルの追加に加え、ベースとなる攻撃能力が高くなり、パーティにおいて以前よりも多くの役割をこなせるようになった。

新規スキル:レジャーナント ハロー
<効果>ラディアント クラッシュ(※新規スキル)とレゾルビング バッシュ(※新規スキル)が範囲化されるうえ、攻撃力および攻撃速度も増加


◆イースソードミューズ:精霊と魔法の歌人
パーティにバフスキルをかけることでパーティ全体の動きをよりスピーディに、デバフスキルをかけることで敵対パーティの活動を鈍らせるなど、バフとデバフを状況に応じて選択することで、多種多様な戦闘を行える。

新規スキル:アール ルリン コンダクト
<効果>前方の敵を攻撃しつつ攻撃速度、魔法速度、防御力、魔法抵抗を減少。また、対象のすべてのスキル再使用時間を増加させる


◆イーススペクトラルダンサー:踊る黒い剣の残影
最も強いデバフスキルを持つイーススペクトラルダンサーは攻撃時、またスキル詠唱時に発動するスペクトラルスラッシュで敵を弱化、強力なスキル威力をもとに敵に持続的なダメージを与えることができる。

新規スキル:スペクトラル スラッシュ
<効果>対象を攻撃しつつ防御力、魔法抵抗、移動速度を減少。段階に応じてファントムスラッシュ、ダンシング ファントム ブレードが使用可能に


◆イースドゥームクライヤー:戦乱と進撃の太鼓の音
イースドゥームクライヤーは、基礎となるバフスキルが物理、魔法系統の能力値を同時に上げてくれるのが特徴。

新規スキル:ラムフェイザース ビット
対象を攻撃して、一定確率で周りの味方のムービング、リラックス、コンバットバフの持続時間を初期化する


◆イースドミネーター:戦場で輝く先鋒
イースドミネーターは血盟のために戦う際に最も輝くエンチャンターだ。今回のアップデートで他のエンチャンターのようにパーティバフを詠唱することができるようになり、血盟を象徴する旗を召喚すると血盟員により強力なバフを与えることができる。また、これまで以上に強い弱化バフスキルを使用できるようになった。

新規スキル:ドラムビット オブ コンバット
既存ソナタ スキルと入れ替わったスキルであり、持続時間は短いが、高い効果を持っている

新井氏コメント:
 バフ、攻撃、回復をひとりで行えるバッファー系クラスは、『リネージュ2』では一番人気の職業ですが、様々な役割をこなせるものの突出した部分がなかったり、器用貧乏な面がありました。この問題を解決すべく、4つのクラスに新規スキルを追加します。
 イースエンチャンターは攻撃時にデバフをばらまく職業なので、それをより強化する味付けです。敵にデバフを付与するのと同時に、自身の攻撃力や攻撃速度もアップさせます。新規スキルの登場により、攻撃の幅や役割がガラッと変わるので、GvGでも活躍できますし、ソロで活動する機会も今後増えてくることでしょう。
 私が推したいのは、オークです。以前、オークだけが集まる祭りがありまして、私も運営としてそれに参加したんですが、その場で「オークを強くしてほしい」というお声をたくさんいただきました。そこで、PvPに特化したオークにふさわしい新規スキル“ドラムビット オブ コンバット”を追加します。これを発動すると、既存のソナタスキルと違い、持続時間は短いものの一時的に能力が大幅に上昇します。本当に強いので「新井がメインで使っているからオークを強化したんだろう!」と言われてしまうかもしれません(笑)。

●新井氏が語る『リネージュ2』の近未来
 次期アップデートの取材をひと通り終えた後、新井氏に改めてインタビューを依頼。注目のオフラインイベントに関する情報から、プレイヤーとの対話のありかたまで、今後の『リネージュ2』が進むべき道をたっぷりと聞いた。

【3~4ヵ月おきのアップデートが目標】

──ここまで直近のアップデートについておうかがいしましたが、その先に描いておられる未来図をお聞かせください。

新井 現在は約半年おきに大規模アップデートが実施されていますが、これをどんどん短くしていきたいと思っています。これは会社として目指すべき使命ですし、(運営の)現場にいる我々からの要望でもあります。具体的には、3~4ヵ月おきのアップデート公開を目指しているところです。ちなみにライブサービスについては、今後新しいシナリオが登場するかと思います。

──セブンサインの完結を受けて、新シナリオが開幕するということでしょうか?

新井 そうですね。詳しくはまだお話しできませんが、楽しみにお待ちください。

──クラシックサービスに関してはいかがですか?

新井 新しいことをいろいろ企画しています。皆さんに「ついに来たか!」と驚いていただける要素をお届けできるのではないかなと。

──今回のアップデートの公開日は、いつごろになりそうですか?

新井 秋くらいにはリリースできればと思っております。なるべく前倒しできるよう、日々努力しているところです。

──クラシックサービスとライブサービスのどちらも、同じタイミングで公開されるのですか?

新井 今回もタイミングは同時期になります。内容やタイミングは状況しだいですが、同時期に行うことが比較的多いですね。

──個人的に、新井さんがそういう言いかたをされるときは、比較的早いタイミングでリリースされることが多い印象です(笑)。

新井 早くお届けできればいいなとは思いますが、ローカライジングや国内向けの新たな施策の導入作業などで、どうしてもお時間をいただくことになってしまいます。また音声収録スケジュールによるところもあるので……情報自体はすでに揃っており、それをいつお出しすべきか精査している状況です。

──今後の情報にも期待したほうがよさそうです。

新井 そうですね。


【レベル上げが省略できる新商品を検討中】

──『リネージュ2』はサービス開始から13年目を迎えましたが、アップデートの面で、過去12年との違いが打ち出されることはあるのでしょうか?

新井 お客様のご意見をできるだけ活かすことが、いままでのアップデートのありかたでした。これをさらに前に進めるべく、お客様の声をダイレクトに反映させる仕組みが近々入ります。たとえば、ゲーム内で入力していただいたお声を、私たちのメールなどに直接届くようにする……みたいな感じです。

──Webの入力フォームではなく、ゲーム内のウィンドーに意見を書き込むんですか?

新井 これまでのWeb入力フォームはそのまま利用します。それとは別に、ご意見やご要望を収集し、対応可能なものをすぐに実現させて行こうというイメージですね。お客様の声に耳を傾けるのは当然のことなので、いまさらこのようなお話をするのは恥ずかしくもあるんですが……。

──それがオンラインゲームの運営の仕事ですので、立派だと思います。

新井 13年目は、これまで以上にお客様に寄り添ったサービスを展開していきます。

──大胆な変革というよりも、いままでやってきたことをより円滑に行う体制を整えるイメージですね。

新井 いまの環境下では、どうしてもプレイヤーと我々が一方通行になってしまいがちで、意志の疎通を図りにくい。それを改めるべく、相互にコミュニケーションが図れるツールやWebを整備して、そこから生まれてきたものをいち早くゲームに反映させていきます。クラシックサービスとライブサービスの双方に言えることですが、お客様の声をダイレクトに聞いたほうが、今後のアップデートやローカライズの参考になることが多いんです。ですので、くり返しになりますが、いままで以上にお客様の声に耳を傾けていきます。

──新たにゲームを始めた人が先輩プレイヤーと短期間で一緒に遊べるようになるための、ジャンプアップアイテムみたいな商品を売り出す予定はありますか?

新井 (ライブサービス側で)すでに用意しています。早ければ今回のアップデートで入るのではないかなと。新たに導入されるジャンプアップアイテムを使うとすぐにレベル85まで成長し、その後クエストを進めることで、MMORPGに手慣れた人であれば2週間ほどでレベル99まで到達できます。

──まさにジャンプアップですね。

新井 今回、ライブサービス側の血盟システムも大幅リニューアルされる予定なので、この施策と合わせてコミュニティーの活性化を図ろうと考えています。

──このタイミングで導入を決めた理由は何ですか?

新井 『リネージュ2』に限ったことではありませんが、お客様が(MMORPGというジャンルの)ゲームに以前よりも早く冷めるようになってきたからです。モバイルゲームと同じタイミングやスピードで(運営を)行うと、PC向けのゲームはすたれやすい。PC用ゲームには大人数かつ大画面で楽しめるという特徴があるので、その部分を活かしたサービスを今後も続けていきたいです。

──ではつぎに、復帰者または初心者向けの施策として、どのようなアイデアを練っておいでですか?

新井 新規の方や復帰者向けに、『リネージュ2』開幕13周年を記念して7日間プレイできるチケットが無料配布されています。

──13年も続いてきたことを考えると、新規プレイヤーを呼び込むのと同じくらい、復帰者に向けたアピールも必要になってきそうです。

新井 (登録済みの)お客様が100万人以上いるので、そこにフォーカスを当てることも重要です。その一方で、新規の方がゲームに触れたときに「これは何だろう」と思わせてもいけないので、公式サイト上などにガイドを設けるなどの仕組みを今後取り入れていきます。


【サーバー統合計画の現状は】

──サーバー統合は、現在どのような検討が行われていますか?

新井 いまでも、お客様から多くの要望をいただいています。私としては皆さんのために決断したいところではありますが、それを行うとゲームを離れる方が必ずいらっしゃるはずです。離脱を防ぐ手段としては、(サーバー統合と)新規サーバーの追加をセットで実施する方法が王道かなと思っています。

──なるほど。

新井 サーバー統合に関しては、いまでも考えている状況です。全部で12のサーバーがあること自体が、『リネージュ2』の特徴にもなっているので……難しいところではあります。

──プレイヤーの人数やサーバーの維持費など、いろんな側面から判断することになりそうです。

新井 私は統括プロデューサーという立場なので、売上やアクティブユーザーさんの数を当然ながら重視しなければなりません。しかしながら、難しい部分も多くございますが、お客様に楽しいゲームをお届けしたいという気持ちは変わることなく持ち続けています。

──改めてお聞きしますが、『リネージュ2』の問題点はどのあたりでしょう。

新井 ライブサービスに関しては、いまお話ししたサーバーごとの人口格差が激しくなってきていることが問題です。お客様からたくさんのお声が寄せられているので、私自身としても強く認識しています。「サーバーに人がいない」や「サーバーを統合してほしい」というご意見にどうお応えするのか……そこが、問題点のひとつです。
 これを解決するにはやはりサーバー統合が有効になってくるわけですが、我々の中で日々検討してはいるものの、「いつ実施するのか」というご質問には、申し訳ありませんがまだお答えできません。

──クラシックサービスについてはいかがでしょう。

新井 不正利用者の問題です。bot(自動操作ツール)との戦いはイタチごっこにはなりますが、ゲーム内の仕組みで対応することもありますし、手動による対処も行っています。引き続き、粘り強く戦っていきます。

──昔に比べて、システムを使った自動対処が手動よりも増えてきているんですか?

新井 技術は発達していますので(自動的に)対応できることもありますが、やはりいまでも手動で行わねばならない部分も存在します。双方をバランスよく、ですね。


【『リネージュ2 レボリューション』とは共存可能】

──単刀直入にお聞きしますが、『リネージュ2 レボリューション』は意識されていますか?

新井 もちろん意識していますが、双方のタイトルが持つ特性はそれぞれ異なります。つまり、スマートフォン向けの『リネージュ2 レボリューション』はいつでもどこでも興奮が味わえる一方で、PC向けの『リネージュ2』はログインすればいつでも慣れ親しんだコミュニティーが出迎えてくれます。(コンセプトとして)双方の差別化が図られているので、『リネージュ2』というブランド全体として盛り上げていければいいのかなと。

──共存が可能とはいえ、現場で指揮を執っておられる新井さんからすると、ライバル的存在になるのでしょうか?

新井 正直に言えば、ライバルです。

──ここまで『リネージュ2 レボリューション』をご覧になって、いかがですか?

新井 ネットマーブルさんは韓国の一流企業なので、すばらしいサービスを展開されると思います。ですがPCゲームのユーザー視点で見た場合、(ゲーム内で)他者と円滑にチャットでコミュニケーションしたいと思うのではないでしょうか。PvPに特化したゲームであっても交流を欲する文化は、韓国にはない日本ならではの特徴だと思います。

──すでに何らかの準備を整えておられるのですか?

新井 準備万端です。

──足場を固めておられたんですね。

新井 はい。もちろん、早くから意識はさせていただいておりますので。多少あちらに(ユーザーが)流れると想定もしておりますが、これをきっかけに、改めて『リネージュ2』のよさを思い起こして復帰してくださるユーザー様もいらっしゃるかと思います。
 そういった私たちのゲームを楽しんでくださるユーザーの皆様が次期アップデートや14年目の『リネージュ2』にさらなる期待感を持ってプレイしてくださるよう、楽しみ、盛り上がっていただけるような各種イベントなどをすでに計画済みです。

──『リネージュ2』とは無関係のタイトルが他社からリリースされる場合とは、やはり状況が違うのでしょうか?

新井 違いますね。たとえば、インターネットで『リネージュ2』を検索すると、上のほうに(『リネージュ2 レボリューション』の)広告がたくさん出てきますよね。それは『リネージュ2』の知名度アップにも繋がるため、たとえば「スマートフォン版がオープンするまでPC版を遊んでみようかな」というお客様も出てくるかもしれない。となれば、私たちからすると、そうした方々を囲い込む必要が出てきます。

──『リネージュ2』を知っている人の多くは、いまでもエヌシージャパンさんが『リネージュ2 レボリューション』を運営していると思っているかもしれません。コンシューマーゲームを買ってプレイしてきた日本のゲームファンたちには、同じIPをほかのメーカーが扱うという意識が根本的にないのではないかなと。

新井 『リネージュ2』は、エヌシージャパンという社名以上に国内のブランド化に成功しているタイトルでもあるので、私を含む現場スタッフはたしかに警戒感を高めていますが、会社全体のレベルでいうと、どっしりと構えている感じです。

──ちなみに、新井さんは他社のMMORPGもプレイされるんですか?。

新井 MMORPG自体は好きなのでプレイしますよ。研究にもなりますしね。プレイを通じて、私たちのサービスに思いが至る点は、実際のところかなりあります。他社さんが展開されているタイトルの優れている部分を積極的に学び、それを改変して『リネージュ2』に取り込んでいくこともひとつの手法かなと思っているところです。いろんなゲームに触れて、優れている点やそうでない部分を見るように心掛けています。


【オフラインイベントを夏に開催】

──PvPや攻城戦に、今後何らかの動きはありますか?

新井 攻城戦や要塞戦などの大規模GvGは、報酬を変える方向で企画・検討を進めています。現在の報酬が古いため、いまのお客様とマッチしていないので、これを解消しようと考えているところです。

──こちらは将来的な検討課題ですか?

新井 そうです。

──いままで報酬を変えてこなかったのでしょうか?

新井 変えてはきたんですが、一気に更新するという感じではありませんでした。そもそも攻城戦の報酬は恩恵が大きいため、あまり変える機会がなかったという経緯もあります。現在はその部分が縮小傾向にあるので、変えたほうがいいのかなと。

──いまでも、2週間に一度発生する攻城戦を楽しみにしているプレイヤーは多いです。

新井 そうした方々に対してテコ入れを行うのが、今後の目標です。じつはネットカフェさん主催のオフラインイベントを企画していまして、そこで参加者の方々に要塞戦を戦っていただこうかなと思っています。皆さんが要塞戦をプレイする様子を見させていただいて、それがコンテンツとして受け入れられているようであれば、リニューアルを進めるつもりです。

──そのオフラインイベントは、いつごろ開催されるんですか?。

新井 2017年の夏に大阪のネットカフェさんで行います。詳細は後日発表するので、楽しみにお待ちください。

──プレイヤーを招いたうえでのトークがイベントのメインですか?

新井 そうですね。ユーザーさんとのコミュニケーションがメインになるので、私が司会進行を務めて、ほかの部分は有志の方々が取り仕切ることになります。

──オフラインイベントの開催は久々ですね。

新井 ここ1年くらい開催できませんでした。今回のイベントを通じて、皆さんが要塞戦をどれくらいスムーズにプレイできるのかや、コンテンツに求めていることなどを実地で判断し、必要であれば改善を行っていきます。

──具体的に、どういう流れで改善が進められるのでしょうか?

新井 運営者でありGMでもある私がユーザーの方々といっしょに遊んで、(ゲーム的に)ダメな部分やプレイ後の意見をピックアップ。それらを修正課題として検討し、(必要と判断すれば)即時に対応する感じです。

──日本の運営責任者である新井さんご自身が、実地で問題点を洗い出すわけですね。

新井 いまは私が責任者として「わかりました。すぐやります」とすぐに答えられる体制になっています。ひと昔前は、絶対に考えられなかったことです。

──ユーザーひとりひとりの声を拾っていく作業は、まさに草の根運動です。

新井 小さなコミュニティを大きくしていく(ことの時間的・金銭的コスト)という考えかたもあるので、これが最適かどうかは判断しにくいと思います。ですが、私が出て行ってひとりでも多くの方の悩みが解決できれば、それが結果的にみんなのメリットにつながるのではないかなと。『リネージュ2』はMMORPGなので、人と人とのつながりがないとゲームとして成り立ちません。この部分は、つねに大切にしているところです。

──プレイヤーと相談してゲームを作り上げていくと。

新井 はい。皆さんに「ワールドに私が登場したときは気軽に声を掛けてね」と必ず言うようにしています。


【英雄王決定戦を大規模開催】

──1対1によるPvPのチャンピオンを決める英雄王決定戦を企画中というお話をうかがいましたが、今回はどのような感じでしょう?

新井 英雄王決定戦は全サーバーでいちばんの猛者を決める大会で、過去に3回開催してきました。これまではインターネット生放送を介して行ってきたんですが、今後はもう少し大規模な大会にしようかなと。

──たとえばどのような感じですか?

新井 全国のネットカフェさんやオフラインイベント施設を拠点に予選を実施。勝ち抜いた方々を東京にお呼びして決勝大会を開くイメージです。一連のイベントを年内に開催する方向で企画を進めています。

──時代の流れも鑑みてeスポーツ的な見せかたもしたい、といった感じでしょうか。

新井 私の野望は、日本のお客様は韓国よりも強いことを証明することです。日本対韓国というカードをセットするだけで盛り上がるのではないでしょうか。負けるとすごくガッカリしますけどね(苦笑)。過去には、引退を宣言するくらい落ち込んだ方もおられました。

──韓国のプレイヤーは、PvPに対する意識がものすごく高いですよね。『リネージュ2』に限った話ではありませんが。

新井 自分たちの国でサービスしているゲームだから負けられない、という気持ちも強いと思います。さきほどお話ししたネットカフェを利用したオフラインイベントも含めて、いろんなテストケースを交えつつお客様の動向を見させていただきます。“英雄王決定戦で1対1の対戦を行うこと自体がそもそも正しいのか”という部分も込みで、見極めたいと思っているところです。

──今回も盛り上がりそうです。

新井 オンライン大会には大勢の方が集まってくださるんですが、オフラインでの戦いとなった場合、果たしてどれくらいの方が来てくれるのだろうという不安があります。当日のイベントはオフラインでの対戦となりますが、その模様はインターネットで生中継されますので……。

──いわゆる顔出しが前提ですね。

新井 それが絶対条件です。その代わりというわけではないですが、賞金の贈呈も考えています。

──そもそもの話になってしまいますが、『リネージュ2』は対等条件でPvPが楽しめる状況になっているのでしょうか?

新井 いまは、対等条件ではありません。今後、考えていかなければならないところです。実際、今回のオフラインイベントで行う要塞戦も、スキル選択で差がつくのではなく、みんなで作戦を立てて勝利を目指してもらえるよう、装備がプリセットされたキャラクターを使用します。一方でゲーム内のほうは……(バランス調整が)難しいですね。

──本当に大変そうに思えます。

新井 そうした問題の解決策を考えることが、現在の私の使命でもあります。

──メンバー集めの大変さを考慮すると、個人的には対人戦コンテンツは5人以下が基本ではないかと思います。ソロで参加しやすいに越したことはないんでしょうけど、1対1だと単なる殴り合いになりそうで、戦略の妙が生まれにくい。

新井 そうですね。ですので、ペアやトリオどうしが戦うのがベストだろうと考えています。


【サプライズのあるアップデートを】

──最近は、一般のユーザーさんでも世界中の情報を集められる環境となっていますし、韓国をはじめとする他国の攻略動画を観て研究しているプレイヤーは、国内に少なからず存在すると思います。そうしたごく一部の上級者を基準に、日本向けの調整を行っても大丈夫なのでしょうか?

新井 現在はインターネットの翻訳機能がかなり発達していて、ページを開くだけである程度日本語で読めるようになってきています。そのせいか、上級者から初心者の方まで、そうした情報に幅広く触れておられるようです。

──上級者はともかく、初心者はどうやってその情報まで辿り着いているのですか?

新井 たとえば血盟に入っている方であれば、情報通の仲間から自然ともたらされたりします。

──なるほど。ある程度の規模の血盟であれば、積極的に情報を集める人がいても不思議ではありません。

新井 それに韓国NCSOFTのホームページも、スマートフォン向けにリライトされているので、翻訳機能を活用しやすい状態になっています。日本にいながら携帯電話で手軽に最新情報が得られる状況です。

──いまや世界のインターネット環境の変化が、アップデートの方向性に関わってくる時代なんですね。

新井 多くの方が最新の情報に触れられるようになってきているので、我々としても何らかの手段を講じないと、おもしろさが目減りしてしまいます。サプライズ要素をつねに考えながら、アップデートやイベントを行うよう心掛けているところです。

──以前の『リネージュ2』は、韓国版をベースに日本独自の要素を盛り込むことに注力されている印象でした。いまは最新情報が周知されていることを前提に、いかに国内プレイヤーにサプライズをもたらすかという部分に軸足を置かれているような気がします。

新井 最新情報は、(プレイヤーも)知っていて当たり前なんです。ご存じの通り、最新アップデートが韓国で先に公開された後、それが日本、ロシア、北米などに広がっていきます。すでに存在する韓国版の情報を精査して、不必要なものは取り除き、いいものだけを取り入れたうえでさらにそれを伸ばす……。『リネージュ2』に限らず、エヌシージャパンはその方針のもとでローカライズを行っています。

──なるほど。

新井 先ほどお話された通り、昔はパブリッシャーという色合いがどうしても強かったために、日本独自の要素みたいなところに力を入れてきました。その姿勢を現在も続けていては、サービスとして尻すぼみになってしまうのかなと個人的には思っています。

──『リネージュ2』は、全世界のプレイヤーの好みに合わせたゲーム作りを心掛けておられるんでしょうか?

新井 もちろんです。各国家にあったサービスを考え提供しております。たとえば、日本と近いものを売り出せる国は、市場的にいえば台湾をはじめとするアジア圏です。台湾などは、日本のIP(知的財産。知名度のあるタイトル)がヒットしやすい傾向にあります。趣味や趣向が、比較的日本と近いのかもしれません。


【自由でカオスなゲーム展開は今後も続く】

──クラシックサービスでは、忘れられた島に出現する謎の宝箱をめぐり、激しい争奪戦が予想されます。いろいろな意見があるかと思いますが、私としては、多少殺伐としているほうがMMORPGらしくていいのではないかなと。その辺はどうお考えですか?

新井 私は『リネージュ2』にカオスな部分を求めていて、よりエキサイティングな環境を用意して行く予定です。

──そうなんですか。

新井 ライブサービスでは、インスタントダンジョンが非常に大きな(キャラクター成長の)リソースを占める一方、ほかのMMORPGではオープンワールド的な要素が存在感を増しつつあります。

──少し前までは、インスタントダンジョンに潜ってアイテムを探す流れがオンラインゲームの基本でした。それがここ1~2年のあいだに、再度オープンワールドを冒険する展開が増えてきているようです。

新井 シームレスやオープンワールドは、とっくの昔から『リネージュ2』で採用しているんですけどね(笑)。

──そういう流れの再転換期に来ている感じがします。いずれにせよ、『リネージュ2』はライブサービスとクラシックサービスの2本立てなので、そのどちらにも対応できていますよね。

新井 ありがとうございます。クラシックサービスには、フィールド全土が狩り場という魅力があります。(現在は)レイドボスに注力している感じですが、そうしている理由は大勢のプレイヤーどうしでコミュニケーションを取って狩りを楽しんでほしい……そんな思いからなんです。(そこを推し進めるべく新たな)狩り場を追加し、お客様のモチベーションを高めていきたいなと。

──「カオスな部分を求めている」と先ほどお話しされていましたが、いまは狩り場などの取り合いが起きたとしても、ひと昔前ほどトラブルが起きにくくなっているのでしょうか?

新井 そうですね。時代が流れてきたのかもしれません。昔みたいにアデナを地面に置いて「ここが僕の狩り場だよ」と主張する方は、あまり見かけなくなりました。もちろんトラブルになりかけて「ならば戦争だ」みたいになることは、いまでもあります。そうした展開を嫌う方々が多いのも確かですが、運営としてだけでなく私個人としても、そこは変えてはいけないと考えています。

──本作は、そこが魅力ですからね。

新井 はい。何でもできるのが『リネージュ2』の特徴なので、そこは変えずにやっていきたいなと。

──ゲームのコンセプトに、プレイヤーの意識の側が追い付いてきている気がします。

新井 『リネージュ2』は、ユーザーの方の年齢層が高めなせいもあると思います。

──どれくらいの年齢の人がおもにプレイしているんですか?

新井 平均で35~40歳くらいです。

──長年MMORPGをプレイしている知人も、「ほかのMMORPGより(何でもできる)クラシックサービスのほうがしっくり来る」と話していました。

新井 マウスひとつでプレイできることも、そうした世代に受け入れられている要因でしょう。もちろん、若い方々も意外なほど多くプレイされていますよ。

──その理由はどのへんにあるのでしょうか?

新井 基本プレイが無料で、間口が広いからです。昔からMMORPGを遊んいる35~40歳のプレイヤーを中心に、幅広い年齢層の方々が日々ログインされています。

──クラシックサービスは、正統派の古きよきMMORPGという感じがします。

新井 ありがとうございます。私としても、そのよさを守っていきたいと思っています

 国内企業が運営している海外のMMORPGのインタビューで、筆者は幾度となく「日本独自の要素を入れたい」という趣旨の説明を聞いてきた。ゲームの一部に日本的な要素があるのではなく、日本人の好みに合うよう作品全体を調整してほしいと願ってきた私にとって、新井氏の「韓国版の情報を精査して、不必要なものは取り除き、いいものだけを取り入れたうえでさらにそれを伸ばす」というコメントにうれしさを感じた。プレイヤーとの対話を引き続き深め、彼らにマッチする取捨選択を進めていけば、より多くの日本人に愛される『リネージュ2』が必ずや完成するだろう。



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最終更新:7/4(火) 16:13
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