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トランプ大統領“CNNボコボコ動画”投稿の背景

7/4(火) 16:45配信

東スポWeb

 米国のドナルド・トランプ大統領(71)が2日夜、敵視するCNNをボコボコにするプロレス動画をネット投稿し、物議を醸している。

 動画は2007年のWWEの試合を編集したものとみられ、トランプ氏がリングサイドにいた屈強な男を急襲。男性の顔など頭部は「CNN」のロゴで加工されており、ラリアートで倒すと、そのまま馬乗りになってKOしている。

 動画はCNNを「詐欺ニュース」呼ばわりする文言で終了。トランプ氏に対する批判的な報道を繰り返すCNNへの報復とみられる。これにCNNは「記者への暴行を奨励している」と猛反発した。

 トランプ氏といえば、先月末にも自身を批判した報道番組「モーニング・ジョー」の女性司会者ミカ・ブレジンスキー氏に対し、ツイッター上で「知能が低く、頭がおかしい」「フェイスリフト(顔のしわ取り手術)でひどく出血していた」などと人格攻撃を展開。女性の容姿を侮蔑する発言はご法度だけに、全米各地で反発の声が上がっている。

 日本では安倍晋三首相(62)が都議選の応援演説で“安倍退陣コール”をした人々を「こんな人たち」と表現。大ヒンシュクを買っているが、トランプ氏の“暴言レベル”と比べると、マシに思えてしまうから不思議だ。

 SNS事情に詳しい関係者は「トランプの場合、過激発言は計算ずくでやっているフシがある。CNNを再三フェイクニュース呼ばわりし、関連動画をひも付けする手法は“刷り込み”と呼ばれている。全員が全員ではないが、そのうちCNNをフェイクニュースとみなす人が増えてくるだろう。トランプは逆上しているようで、実は冷静だったりする」と話す。

 トランプ氏に好意的な論調が多いフォックスニュースは、今回のプロレス動画について「トランプ大統領によるCNNへのツイッター攻撃が新たな段階に入った」と論評。プロレス同様、次なる“仕掛け”を楽しみにしているようだった。

最終更新:7/4(火) 16:45
東スポWeb