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稀勢31歳の誓い…「優勝の量産」「強い横綱になる」休養から高安と三番稽古も

7/4(火) 6:06配信

デイリースポーツ

 「大相撲・名古屋場所」(9日初日、愛知県体育館)

 左上腕部などの負傷で夏場所を途中休場した横綱稀勢の里(田子ノ浦)が3日、横綱として初めての誕生日を迎え、31歳の誓いとして『優勝の量産』と『強い横綱になること』を掲げた。愛知県長久手市の宿舎で2日ぶりに稽古を再開し、新大関高安(27)と18番取り11勝7敗。患部の状態に不安を残すものの、最後は6連勝で締め、復調への手応えをつかんだ。

【写真】稀勢の里 新大関高安と三番稽古

 苦しい調整が続く稀勢の里に明るさが戻った。稽古後は、見学に訪れていたプロ野球・中日の守護神、田島慎二投手(27)と談笑。続いて報道陣から、自身が表紙のジャポニカ学習帳をデザインした大きなケーキを贈られ、「すごいね」と感嘆した。

 昨年は「横綱」と願いのメッセージを書かれたケーキを贈られ、達成した。「一つの階段を上って、新しい自分でまた一つ上れるようにしたい。いいも悪いも決めた人生。いい一年にしたい。一つでも多く優勝したいし、強い横綱になりたい」と、31歳の所信表明を行った。

 ケーキのデコレーションは年々、クオリティーがアップ。「最後はどうなるのか?」と問う横綱に「ウエディングケーキ」とプランが挙がると、「もらえるように頑張ります」と軽口で返した。

 31歳初日も上々だ。1日の二所ノ関一門の連合稽古では精彩を欠き、前日は休養した。2日ぶりの稽古再開では高安と三番稽古を行った。力勝負で押され、いきなり6連敗した。患部の状態も気にしていたが、7番目から右上手をがっちりつかみ、5連勝と復調。最後は6連勝で締め、計11勝7敗と逆転した。

 「体が起きてきた。見違える動きが出て久々に手応えがあった。しっかり疲れが取れたし、形が決まれば何とかできる。あと3、4日、しっかり集中」。出場へ光は見えてきた。