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五郎丸「定位置勝ち取る」 練習に合流 ラグビー・ヤマハ発

7/4(火) 8:40配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ラグビー・トップリーグ(TL)のヤマハ発動機に復帰したFB五郎丸歩が3日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで行われたチーム練習に合流した。五郎丸は「(FBのレギュラーの)15番を勝ち取る」とチーム内競争に意欲を示し、TL初優勝に向け決意を新たにした。

 実戦形式の練習では戦術のサインなどを確認しつつ、慣れ親しんだ大久保のピッチを軽快に駆けた。全体メニュー終了後はキックの個人練習。両手を顔の前で合わせるおなじみのルーティンは“封印”したが、さまざまな角度から正確なキックを蹴り込んだ。

 同じ福岡県出身で佐賀工高の同級生、WTB中園真司は「帰ってきてくれてうれしい」と復帰を喜び、「攻撃のオプションが増えたことはいいこと」と話した。清宮克幸監督は「(2位に終わった)昨季は何かが足りないから勝てなかった。彼がその『何か』を持っているかもしれない」と期待感を示し、15日から始まる北海道合宿の強化試合で五郎丸を起用する考えを明らかにした。

 チームには昨季TLベストキッカー賞のFBファンデンヒーファーが在籍。五郎丸との定位置、キッカー争いにも注目が集まる。今春のオープン戦はWTBで起用されたファンデンヒーファーは「競争は前向きに捉えている。今年は新しいチャレンジになる」と話した。



 ■ここで選手人生終える覚悟 一問一答

 3日、磐田市のヤマハスタジアムで行われた五郎丸歩の記者会見での主な一問一答は次の通り。



 ―ヤマハ発動機への復帰を決めた理由は。

 「チームを離れる時から『日本に復帰するならまたヤマハ発でプレーしたい』という気持ちがあり、ラグビー選手としてヤマハ発で成長させてもらった。私自身はラグビー人生を終える覚悟で契約させていただいた」



 ―スーパーラグビーのレッズ、フランス1部リーグのトゥーロンの挑戦を振り返って。

 「試合に出られない期間は多かったが、その分ジャージーを着た喜びは国内では味わえなかった。育った環境や文化の違いがある中で自分をアピールする難しさなど、いろんなことを肌で感じた。出場数が少ない中でこれ以上海外にいるのは難しいと思い、もう一度日本で自分をつくり直したいと考えた。そんな時にヤマハ発から声を掛けてもらった」



 ―プレーの抱負は。

 「まずは期待されているキックの成功率をしっかり上げていきたい。(ヤマハ発FBの)ファンデンヒーファーとのポジション争いや、TLに来たレッズやトゥーロンの選手との戦いも楽しみ」



 ―(スーパーラグビーの日本チーム)サンウルブズや日本代表への思いは。

 「ヤマハ発でいいパフォーマンスをすることが最優先。代表に関しては意思があるとかないとか言える立場ではない。しっかりパフォーマンスを出して代表にふさわしい選手になりたい」

静岡新聞社