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菅野の中4日登板に巨人内から波紋

7/4(火) 16:45配信

東スポWeb

 巻き返しなるか――。借金11で5位に低迷する巨人が4日の広島戦(マツダ)から9連戦に突入する。すでに自力優勝の可能性も消滅している中で、エース・菅野智之投手(27)は今季初の中4日で5日に先発することが濃厚だ。球宴出場を見据えた“最善策”とみられるが、前半戦としては異例の中4日プランはチーム内で物議を醸している。

 菅野は本来なら登板2日後にあたる2日は休養日だったが、休日返上で練習に参加した。理由は次回登板を中4日に詰めたためとみられ、3日も広島への移動前にジャイアンツ球場で投手練習に加わった。尾花投手コーチは球宴前までに菅野を1試合でも多く登板させる方針を示しており、5日の広島戦後は10日からのヤクルト3連戦(東京ドーム)でも先発する見込みだ。この流れでいけば菅野は球宴前に2試合に先発し、短期間ながら休養を挟むことが可能となる。

 ただ、リーグを独走するコイの尻尾ははるか遠くにかすみ、自力Vの可能性も消えた。これらの状況を踏まえた上で、チームスタッフは「オールスターとの兼ね合いがあるというなら、これまで通りの中6日で阪神戦の頭(7日=甲子園)で投げればオールスターにも中6日で臨める。チームとしても手が届かない広島を叩くよりも、2位を狙って(8・5ゲーム差の)阪神を叩いてくれたほうがよっぽどメリットがある。この時期から智之に中4日で投げさせて何かあったらどうするのか? 無理をして後半戦で本来の働きをしてもらえなくなったら元も子もない」と首をかしげる。

 もちろん逆転Vへの望みを捨てたわけではないが、現実問題として広島には16ゲーム差と引き離された。その重みは選手たちも痛感している。4日の初戦に先発する田口も「チームにも自分にも弾みをつけられたらいい」と気合を入れながらも、ゲーム差については「とんでもない差がある。追いつこうにも、追いつけないところかもしれない」と冷静に受け止めている。ならば、なおのこと中4日で菅野を広島戦に投入することに疑問符がつくわけだ。

 当の菅野はこの日、羽田空港で報道陣の取材に応じ「相手どうこうではない。どこだって倒さないといけない。起用法については何も(自分に)権限がない。監督、首脳陣に行けと言われたところで行く」と語った。菅野の“酷使”は吉と出るか…。

最終更新:7/4(火) 22:26
東スポWeb

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