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男子シングルス1回戦デルポトロVSコッキナキス…ウィンブルドン注目カード

7/4(火) 7:38配信

スポーツ報知

◆テニス・ウィンブルドン選手権 第2日 フアン・マルティン・デルポトロ―タナシ・コッキナキス(3日・ロンドン)

 抽選会場が最も沸いた、1回戦屈指の好カードだ。

 第29シードのデルポトロは、08年のツアー初優勝から4大会連続優勝、20歳11か月で09年全米オープン制覇と若い頃から結果を出してきた。両手首のけがで何度も長期離脱を強いられながら復活した昨年は、リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得。男子国別対抗戦デビス杯決勝ではエースとしてアルゼンチンを初優勝に導いた。ATPワールドツアー・アワードで11年に続き2度目のカムバック賞を受賞し、輝きを取り戻している。

 そんな28歳を21歳のコッキナキスは「何度か手術をしても戻ってこられると示してくれた」と話す。次世代スターと期待され、15年の全仏で3回戦に進出したが、その後右肩の手術を受け、リオ五輪以外は6月まで試合に出なかった。全仏1回戦で錦織圭(27)=日清食品=と対戦。体力不足を露呈しながらも好プレーを見せ「体の状態が、あと5~10%よければ試合は変わったかもしれない」と悔やんでいた。

 ウィンブルドン前哨戦のエイゴン国際1回戦で、世界ランク6位のM・ラオニッチ(カナダ)に2セットともタイブレイクの接戦で勝利した。その試合を観客席から応援していた1つ先輩のN・キリオス(オーストラリア)は「デルポトロは素晴らしい選手。だが何が起こるか分からない。最もタフな1回戦の1つだと思う。コッキナキスが勝つチャンスはあると思う」とエールを送った。

 コッキナキス自身は「デルポトロとはタイプが似ている。強打で打ち合う、いい試合になるだろう」と予想している。故障で長期の戦線離脱を味わった2人は、どんな戦いを見せるのか。

最終更新:7/4(火) 8:03
スポーツ報知