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三浦祐太朗に母・百恵さん「曲順、曲間も含め、いいアルバムになったね」

7/4(火) 15:03配信

スポーツ報知

 シンガー・ソングライターの三浦祐太朗(33)が4日、東京・銀座の山野楽器本店で母親の元歌手・山口百恵さん(58)のヒット曲をカバーしたアルバム「I’m HOME」の発売イベントを行った。

 先着100人を前に、収録曲から「秋桜」「いい日旅立ち」「さよならの向う側」の3曲を披露。アコースティック形式で母譲りの伸びやかな歌声を響かせると、涙する女性の姿もあった。直接手渡しはできなかったが、父親の俳優・三浦友和(65)、百恵さんに贈ると「曲順、曲間も含め、いいアルバムになったね」という言葉をもらった。

 三浦は「作ってからメチャクチャ長かったような感じがする。不思議な感覚ですね」としみじみ。「いろいろな思いの中、葛藤の中、歌ってきた。こうして今日、皆さんに集まってもらえているのがうれしい」と感謝した。

 15、16年にTBS系「UTAGE!」の特番で「いい日旅立ち」「秋桜」を披露すると、放送終了後、大きな反響があった。問い合わせは1000件以上に上り、今回のCD化が決まった。オファーを受けた当時を振り返り、「恥ずかしいというか、俺でいいっすかね、という感じだった。皆さんに受け入れてもらえるか、今の自分がやっていいものか、いろいろな葛藤があった」と話した。

 そんな時、背中を押してくれたのが百恵さんだった。「相談をしたら単純に喜んでくれた。『私が生きているうちに、カバーアルバムを、しかも、息子の声で聞ける。うれしいことだよ』と言ってくれた。自分の中で踏ん切りが付いた。一歩前に進みたいと思えるきっっかけの言葉になった」。

 百恵さんの過去映像は何度も何度も見直した。「照れるぐらいに(笑い)。僕よりも若い、10代の母親を画面でズッと見ている。変な気持ちになりますよね」と照れ笑い。「唯一無二な存在だったんだなと、改めて感じた。アイドルというカテゴリーにいて山口百恵さんは一切笑わない。歌い回しや歌いじり、ビブラートのかけるところは取り入れました」。百恵さんからは鼻濁音に気を付けて歌った方がいい、とアドバイスをもらった。

 8曲の収録曲は納得するまで歌い込んだ。詞曲には宇崎竜童(71)、阿木燿子夫妻(72)や谷村新司(68)、さだまさし(65)らそうそうたる面々が並ぶ。「オリジナル曲を作った方々に対してリスペクトを忘れないように」と謙虚さも忘れない。アルバムタイトルの理由について「『ただいま』『おかえり』は息子と母が交わす言葉の中で一番多い気がしている。ありふれた飾らない言葉を付けました。両親への感謝を込めて歌った曲が詰められています」と話した。

 山野楽器本店では、過去に百恵さんも歌っている。「本当に驚いています。親子二代で銀座という場所で歌えるのは重みがあるし、うれしい」。三浦は音楽活動10周年を迎えた。昭和のスター歌手・百恵さんの息子に生まれた運命を受け入れ、新たな一歩を踏み出そうとしている。

 21日に渋谷eggmanで単独ライブを行う。

最終更新:7/4(火) 15:03
スポーツ報知