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【プロキオンS】トウケイタイガー、さあ逃走!兵庫から地方馬14年ぶりJRAダート重賞Vだ

7/5(水) 6:04配信

スポーツ報知

◆第22回プロキオンS・G3(9日・ダート1400メートル、中京競馬場)

 プロキオンS・G3(9日、中京)は差し、追い込み馬に有力馬がズラリ。展開次第では、逃げ、先行馬が高配の使者になりそう。地方・兵庫のトウケイタイガーは今年5月のかきつばた記念・交流G3を堂々の逃げ切り。不気味な存在だ。

 地方に移籍して、素質が開花した。トウケイタイガーはJRA所属時は1000万で勝てなかったが、昨秋に兵庫へ移籍後に9戦7勝の大活躍。今年5月のかきつばた記念(名古屋)では果敢に先手を奪い、4馬身差で交流重賞初V。兵庫所属馬では4頭目のダートグレード制覇を決めた。

 輸送の誤算を乗り越えての逃走劇だった。「ゴールデンウィークで高速道路が渋滞になり、普段の倍以上、時間がかかった。正直、状態はあまり良くなったのに、あんな勝ち方ができるとは…。すごい馬だね」と住吉調教師。通常なら2時間で到着できるところを5時間20分も要したが、アクシデントを問題にしなかった。

 昨年の交流G1・かしわ記念で逃げ粘って、コパノリッキーに続く2着となったソルテ(NAR年度代表馬)の全弟。JRAが舞台になっても、兄と同じくスピードを生かし、真っ向勝負を挑む。「前走後も順調に進めている。今回、いい競馬ができれば、大きな舞台が見えてくる」とトレーナーは交流G1・JBCスプリント(11月3日、大井)を視野に入れる。

 主戦の川原は9日に佐賀で九州出身騎手の招待競走「COMEHOME九州 里帰りジョッキーズカップ」に騎乗するため、JRAの国分恭に手綱が託された。「乗りやすい馬なので、初めての騎手でも心配はしていない。この馬らしいレースを期待している」と住吉師。今度もJRAの強豪たちを相手に堂々と逃げ切り、秋につなげる。(内尾 篤嗣)

最終更新:7/5(水) 6:04
スポーツ報知

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