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南果歩「人生、自分で立て直すしかない」夫の浮気許せず離婚…のドラマ主演に葛藤も 

7/5(水) 5:33配信

スポーツ報知

 女優の南果歩(53)が4日、都内で行われた主演のNHKドラマ「定年女子」(BSプレミアム、日曜・後10時、9日スタート)の会見後、スポーツ報知のインタビューに応じた。マスコミの前に姿を見せるのは今年3月、夫で俳優・渡辺謙(57)の不倫報道後、初めて。ドラマは夫が浮気して離婚する役。報道直後は「心身共に落ち込んでいた」というが、ドラマを通して元気を取り戻したという。

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 人間讃歌も描かれるドラマだが、主人公は、夫の浮気が許せず離婚した設定だ。最初からそう決まっていた。収録が始まったのは、夫の報道が少し落ち着いたころからだった。南は、人を責める言葉は使わず、この数か月間、胸の内で起きた変化を語った。

 「ショックが大きく、とても仕事ができる状態でなかったので、このドラマを断るつもりでした。でもそんな自分を待って再度チャンスをくださった。感謝しています」

 田渕久美子さんの脚本を読んで「神様に巡り合えたようだった」と振り返った南。今作を通じて、女優観にも変化が生じたという。

 「これまで、どんな役も演じる前、心身を整えて臨んできました。今回は気持ちが不安定なまま、見切り発車。不安でした。でもこれを降りて逃げたら一生後悔する、と。だんだん全精力を注いでやるべき、と思えて」

 劇中では働く女性として集大成に入ろうとしたとき、役職定年で部長からヒラ社員に。役の中でもボロボロ状態になる。

 「このタイミングでこの役。縁というか…。本当に不思議な巡り合わせです」

 ドラマを見る人は、南の姿をいろんな思いで見るかもしれない。

 「ダブる部分が多過ぎ、と突っ込まれそう。でもあらためて演じることは、生身の自分を使って、常に自分の精神状態を水で洗い続けているような。いろんな作用があったことを教えられました」

 インタビュー中、何度も笑顔を見せた。

 「人生、何が起ころうと、自分で立て直すしかない。でも、この役に癒やされて、鍛えられて。元気までもらえたと思っています」

 ◆南 果歩(みなみ・かほ)1964年1月20日、兵庫県生まれ。53歳。桐朋学園短大演劇科在学中の84年に映画「伽(イに耶)子のために」のヒロイン役オーディションに合格し、デビュー。90年に「夢見通りの人々」「螢」などでブルーリボン賞助演女優賞を受賞。05年に渡辺謙と結婚。出演映画「光」(河瀬直美監督)が公開中。

最終更新:7/5(水) 8:31
スポーツ報知