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星槎国際湘南の最速149キロ右腕・本田、由伸監督の恩師・土屋監督と臨む最後の夏

7/5(水) 10:03配信

スポーツ報知

 最速149キロの強いストレートに、プロのスカウト陣が熱視線を注ぐ。創部7年目の広域通信制高・星槎国際湘南を先導するのは、エースの本田仁海(3年)だ。春は県大会の準々決勝で昨秋の覇者・慶応を相手に11奪三振で1失点の完投勝ち。4強入りの原動力となった。初の第1シードで臨む激戦区の夏に向けて、「気持ちと、コースに投げ分ける制球力を上げたい」と意気込む。

 中学では軟式。最速は125キロだった。桐蔭学園時代に巨人・高橋由伸監督らを育て、春夏通算10度の甲子園に導いた土屋恵三郎監督(63)は入学時の印象について「特徴のない子。野球の細かいルールを知らなくて、いつ辞めるかなって感じだった」と振り返る。転機は2年春。指揮官の勧めでスリークオーターからオーバースローに変更。ピタリとはまり、背番号1を託された。

 昨冬はスクワットなどウェートトレで下半身強化に力を入れた。入学時55キロだった体重は75キロに増え、球速は入学時から24キロアップの149キロに伸びた。楽天・長島スカウト部長は「しなやかで柔らかく、ベース上での球質がいい」と評価。土屋監督も「マイペースで冷静。ピンチになると、ババンとギアが上がる」とエースを語る言葉が熱くなった。

 5月に野球部専用グラウンドが完成したが、まだ設備は不十分で、普段は近隣の球場やテニスコートを使用。室内練習場もなく、雨天時は教室でシャドーピッチングするなど、ハングリーに鍛錬を積む。本田の目標はドジャース・前田健太。「強気なところが好き。どんなバッターにも気持ちで負けない」。16日の初戦では上矢部と厚木の勝者と対戦。百戦錬磨の指揮官と二人三脚で、悲願の初出場に挑む。(小又 風花)

 ◆本田 仁海(ほんだ・ひとみ)1999年7月27日、横浜市生まれ。17歳。小学1年の時に北大和ドリームスで軟式野球を始める。つきみ野中でも軟式。星槎国際湘南では1年春からベンチ入り。昨秋は県3回戦の鎌倉学園戦で、延長15回21奪三振で引き分け。再試合で9回13K完封するなどし、8強。50メートル6秒4。遠投115メートル。181センチ、75キロ。右投左打。家族は母。

最終更新:7/5(水) 10:03
スポーツ報知

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