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10代で就職すると年金に加入するのに、10代で結婚しても加入しないのはなぜ?

7/4(火) 7:11配信

マネーの達人

先日ある有名な俳優さんが17歳の女性と、飲酒及び不適切な関係を持ったと週刊誌に報道され、所属事務所から無期限の活動停止が発表されました。

このように所属事務所が厳しい対応を取ったのは、未成年にお酒を飲ませただけでなく、青少年(既婚者を除く18歳未満の男女)との淫行などを禁止する、いわゆる「淫行条例」に、違反する可能性があったからだと思います。

ただ親の同意がある場合には、女性は16歳になれば結婚ができるので、結婚を前提にした真剣なお付き合いだと証明できれば、淫行条例に違反しない可能性もあるようです。

もし実際に十代で結婚した場合、公的医療保険や公的年金の手続きは、どのようにすれば良いでしょうか?

十代の妻は健康保険の被扶養者であっても、第3号被保険者ではない

例えば会社員の男性と結婚している、年収が130万円未満の女性は、夫が加入する健康保険の被扶養者になるので、自分で保険料を納付する必要はありません。

またその妻は原則として、国民年金の第3号被保険者になるので、こちらの保険料も納付する必要もありません。

しかし年収が130万円未満の十代の女性が、会社員の男性と結婚した場合には、健康保険の被扶養者にはなるのですが、国民年金の第3号被保険者にはならないのです。

その理由として国民年金の第3号被保険者には、「20歳以上60歳未満」という、加入年齢の下限と上限があるからです。

ですからこのケースのように十代で結婚した場合には、妻が20歳に達した日に、国民年金の第3号被保険者になります。

なお健康保険の被扶養者については、加入年齢に下限はないのですが、原則として75歳になると、後期高齢者医療制度に加入する必要があるので、上限は75歳になっております。

夫の定年時に妻が60歳未満だと、保険料を納付する義務が発生する

十代で結婚した場合に限らず、夫と妻の年齢が離れていると、夫が定年退職を迎え、社会保険(健康保険、厚生年金保険)から脱退した時に、妻がまだ60歳未満という場合があると思います。

こういったケースでは、夫が社会保険から脱退した時に、妻は健康保険の被扶養者でなくなり、また国民年金の第3号被保険者から、第1号被保険者に変わります。

そうなると夫婦は原則として、国民健康保険に加入する必要があり、また妻は今まで納付する必要のなかった国民年金の保険料を、60歳になるまで納付する必要があります。

この理由として国民年金の第1号被保険者には、「20歳以上60歳未満」という加入年齢の下限と上限があり、この間については海外に居住している場合などを除き、強制加入になるからです。

ただ夫が定年退職を迎えて、年金だけで生活している場合には、収入が現役時代より少ないため、申請により保険料の納付を、免除される可能性があります。

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最終更新:7/4(火) 7:11
マネーの達人