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広島県のサ高住「リプルマンション湯来」など経営、入居者などから無資格で出資金を集めていたリプルケア-センターが破産開始

7/4(火) 10:06配信

帝国データバンク

 (株)リプルケアーセンター(TDB企業コード:600578080、資本金1億8898万円、広島県広島市佐伯区湯来町伏谷乙1361、登記面=広島県広島市西区己斐中2-23-1、代表中村光江氏、従業員68名)は、6月27日に広島地裁より破産手続き開始決定を受けていたことが分かった。

 破産管財人には、舩木孝和弁護士(広島県広島市中区八丁堀5-22、ひまわり法律事務所、電話082-227-5575)が選任されている。

 当社は、2000年(平成12年)1月に設立されたサービス付き高齢者向け住宅の運営業者。2002年に約6億円を投資して「リプルマンション湯来」(高齢者向け賃貸住宅、ショートステイ室など)を竣工、施設内に居宅介護支援事業所、訪問介護事業所を設置したほかデイサービスなども開始した。また、2012年7月には広島県世羅郡に「リプルマンション世羅」を開設して以降、新潟県、金沢市、大阪市にもケアーセンターをオープンして業容を拡大、2014年6月期には5億円以上の年収入高を計上していた。

 しかし、設備投資の先行で手元資金が不足して余裕を欠いた資金繰りが続く中、今年2月に前代表者が無資格で高率の利息や元本保証を謳って出資を募って入居者などから10億円以上を預かり、施設の運転資金や借入金の返済に充当していたことが発覚し、出資法違反容疑で逮捕される事態が発生した。出資した個人から相次いで返還請求訴訟を起こされる中、事業の継続が困難な状況に陥っていた。

 負債は、現在集計中だが10億円を上回る見込み。

 なお、現在も施設には100名程度が入居しているため、新たに運営業者を募集している。