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【インタビュー】藤井フミヤと藤井尚之による兄弟ユニット、9年ぶりに新作リリース! 結成20周年を迎えた彼らの思いとは?

7/4(火) 11:19配信

トレンドニュース(GYAO)

今年、結成20周年を迎える藤井フミヤと藤井尚之による兄弟ユニットF-BLOODが、前作『Ants』から9年ぶりとなる通算3枚目のアルバム『POP 'N' ROLL』をリリースした。

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本作は、ロックンロールやロカビリー、グラムロックなど、彼らのルーツとも言える音楽スタイルを下敷きにしたシンプルかつストレートな楽曲が並ぶ。歌詞の内容も、今の彼らだからこそ歌える等身大のラブソング、メッセージ・ソングがつづられており、同世代のファンにとっては感慨深く、新しい若いファンには新鮮に響くだろう。
この20年間、一度もけんかをしたことがないという2人。兄弟ユニットであることの楽しさ、「同志」と呼ぶファンへの思いなど大いに語ってもらった。

■自分の中から自然と出てくるものを、そのままやっている感じ(尚之)

――前作から9年ぶりのアルバムということで、随分時間がたってしまいましたが......?

フミヤ: 「20周年ですよ」って言われるまで気がつかなかったんです(笑)。「どうしますか?」って言われて。このタイミングを逃して25周年、30周年ってなると60過ぎちゃうしヤバイってことになって。「じゃあ、アルバム作ろう」ということになりました。

――アルバムのテーマやコンセプトはありますか?

フミヤ: 今までのF-BLOODはどちらかというと、恋愛における哲学的なアプローチが多かったんですけど、なんかもうそんな難しいこと言うのはやめようって思った(笑)。「明るいロックンロールでいいんじゃない?」ってことで、ビートも軽快に軽めにして。

尚之: もう、背伸びをする必要も全くないし、こういう元気なサウンドは今のうちにやっておいたほうがいいかなって(笑)。

――お二人の音楽的ルーツが明確にわかるという意味では、等身大のアルバムだなという印象を受けました。

尚之: やっぱりロカビリーとかロックンロールとか、その辺が入り口になって音楽を始めましたから。長く音楽活動をやっていく中、いろんなジャンルに挑戦してきましたが、やっぱりロックンロールのこの感じっていうのは、体の中にちゃんと刻み込まれているんだなあって。
久しぶりに演奏してみても、「なんか無理しちゃってる俺」みたいなところが一切ないんです。自分の中から自然と出てくるものを、そのままやっている感じ。しかも、「ロックンロールなんてどうせ単純な音楽」は大間違いで、付け焼き刃だと案外できないんですよね、こういうサウンドって。

――しかも、お二人の年齢だからこそ、シンプルな「ロックンロールの美学」が際立っていると思います。

フミヤ: 俺たち福岡出身だからさ、福岡のロックンローラーって「ええかっこしい」が多くて。ファッションから入るバンドが多いんですよ。ちゃんと革ジャン着てリーゼントにしたい、みたいな。以前、森山のアニキ(THE MODSの森山達也)に、「おまえ、こないだテレビで靴を脱いでたけど、ロックやるのに靴下見せるな」って怒られましたから(笑)。そういうところがあるんだよね、ロックの美学ってさ。

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