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廃校跡に農業IT研究所 南島原 新サービス実用化目指す

7/4(火) 10:24配信

長崎新聞

 長崎県南島原市が誘致したIT関連企業「セラク」(東京、宮崎龍己社長)の「セラク南島原農業IT研究所」が6月30日、小学校跡を活用した加津佐町の交流拠点施設「赤い屋根のふるさと交流館」に開所した。開所式が開かれ、松本政博市長や市、会社関係者、地元住民ら約20人が祝った。

 同社は1987年設立、従業員約1470人。東証マザーズ上場。農業用ハウスに設置したセンサーを使い、温度、湿度や日射量、土壌水分などをスマートフォンで確認できるシステム「みどりクラウド」を開発し全国で展開している。

 宮崎社長(60)と宮崎博専務(55)の兄弟は島原市出身。昨年3月に企業立地協定を南島原市と締結し、同館の旧教室を間借りして開所準備を進めていた。今後、地元雇用を含めた4人体制で地元農家と実証実験を進め、適切な水やり時期や病害虫の予測などを知らせる新たなサービスの実用化を目指す。

 式では出席した博専務が「ITによる先進的農業をこの地から日本全国に発信し、普及させたい」とあいさつ。松本市長は「全国から注目されるサービスを創出してもらい、農業者の新規参入など地域活性化の起爆剤になると期待している」と述べた。

長崎新聞社

最終更新:7/4(火) 10:24
長崎新聞