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国も異例の本腰!“AV出演強要被害”永遠のカリスマ男優・加藤鷹「AV業界の人間は追い込まれている」

7/4(火) 21:20配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 モデルに応募したはずが、現場に行ったらアダルトビデオの撮影だった――意思に反して女性がAV出演を強要される被害が相次いでいる。

 AV出演強要については、政府も対策に乗り出している。2017年3月には、関係省庁が局長級の対策会議を開催。4月には、被害防止月間として内閣府HPに注意喚起のサイトを新設し、シンポジウムや街頭キャンペーンなど、教育・啓発活動も行っている。また、取り締まり強化として全国の警察に専門官を配置し、4月は勧誘行為の検挙が23件にのぼった。警察庁をはじめとする各省庁で相談できる環境を整えている。

 ノンフィクションライターの石原行雄氏は「最近起きた問題だと思われがちだが、ずっと昔から続く問題だ」と話す。「2004年にバッキー事件という事件があった。バッキービジュアルプランニングというAVメーカーが、普通のAVを撮る予定で女優を呼んで、危険ドラッグや肛門裂傷などほとんど拷問のようなビデオを撮影したというもの。主犯格に対して、強姦致傷罪として18年の実刑判決が出た。これを極端な例として捉えている人は多いが、AV出演強要と根は同じ。ファッションの写真を撮るだけといって現場に行ったら裸にさせられたり、AVとは聞いていたがいざ行ってみたら30人を相手にしなくてはいけなかったり。アダルト業界は構造的な問題を抱えたままずっとここまで来ている」と指摘する。

 元AV男優の加藤鷹氏は「約1万本AVに出ているが、そういう問題のあるAVに出演したことはない」と前置きしつつ、「バッキー事件は僕も業界にいた時の話だが、起こり得なくはないなという感覚はあった。撮影で何もなければそのまま終わるが、人の身体を扱っている以上、事故が起こってしまうとそれだけでは済まなくなってしまう。痛くても血が出なかったら映像的にはセーフだけど、骨が折れたりするとニュースになって大問題になる。AVに限った問題ではなく、どの業界でも事故が起こらなければ事件にはなっていないはず」と述べた。

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最終更新:7/4(火) 21:20
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