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「ついのすみか」の新たな形 安全も娯楽も充実 高齢者マンション

7/4(火) 21:44配信

TOKYO MX

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 東京の世田谷区内に、介護を必要としない元気な高齢者向けのマンションが完成しました。人生の最期をどのような場所で過ごしたいか、シニア世代の求める暮らしの形が見えてきました。

 東急田園都市線用賀駅近くの高級住宅街で入居が始まったのは、60歳以上に限定した「シニアレジデンス」です。入居者は「開放感もあるし、おだやかな空間でいい」「玄関がとても広々としていい」と第一印象を語りました。高級感あるラウンジを抜けると、入居者の憩いの場となる中庭が広がります。およそ45平方メートル1LDKの個室は、玄関から段差のないフラットな床が続き、キッチンには火を使わないIH調理器が完備されています。これまで、高齢者が人生の最期を過ごすいわゆる“ついの住処”は、介護が必要になった後に入居する、介護型の住宅がほとんどでした。しかし、いま高齢者の住まい選びは変わりつつあるといいます。支配人はこのマンションで暮らす良さを「お一人で暮らしていますと、なかなか人と話す機会がなかったりとか、ずっと1人で寂しい、つまらないという方もいらっしゃいますので、ここでしたら同じような方が多いので、毎日自分らしくお暮らしいただけると思います」と言っています。

 このほか、高齢者が自分らしく暮らしを楽しむための共有施設も充実させました。住民同士でカラオケや映画を楽しめるシアタールームや、広々とした大浴場は、入居者であれば自由に使うことができます。さらに、中庭に面した食堂では、1日3食、栄養士が健康に配慮したバランスのとれたメニューを提供するサービスも!

 ほかにも、館内の至るところに緊急通報ボタンが設置され、もしもの時はスタッフが24時間駆けつけます。超高齢社会のなか、シニア専用マンションは、いつまでも楽しく健康的に暮らすための、新たな選択肢の一つとなりそうです。

 介護サービス付きの住宅が隣接していて、必要になったときには、そちらへ住み替えることも可能というこちらのマンション、1カ月の家賃は、管理費など合わせておよそ43万円です。運営する不動産会社では、同居する家族が減って、自宅を処分したいという人などをターゲットにしているということです。

最終更新:7/4(火) 21:44
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