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野球界でも“フリップ芸”?! 動画サイトの普及が人気を後押し

7/4(火) 11:10配信

AbemaTIMES

 日本のコメディアンが外国人に受け入れられ、いつの間にか国内外問わず人気が出ているというパターンが存在する。少し前で言うとお笑いコンビ・COWCOW(カウカウ)がそうだ。COWCOWは2011年頃に「あたりまえ体操」をTVで披露し、そのリズムと動きがクセになるという人が続出。瞬く間に日本でブレイクし、その後、英語バージョンのあたりまえ体操を動画サイトにアップすると、外国人にもこれがヒット。

 続けて、インドネシア語バージョンやタイ語バージョンを動画サイトにアップすると、これがインドネシアで爆発的に広まり、一時期インドネシアの番組やイベントに引っ張りだこに。インドネシア、タイ、マレーシアの3カ国を周った海外ツアーも成功させ、海外でも人気があることを証明した。

得意の絵が“フリップ芸”を超えて……パラパラ漫画がYouTubeで大ヒット

 得意の絵を活かして“フリップ芸”をしていた鉄拳も、動画サイトをきっかけに一躍有名になった芸人の一人だ。

 フリップ芸(めくり芸)とは、披露するネタに関係した絵や文字を描いたフリップボードなどを置き、紙芝居のような形でめくりながらネタを進める漫才の一種。ネタで用いる道具がフリップボードやその代用品となるスケッチブックであることから、「フリップ芸」という表現が生まれた。

 鉄拳は漫画家やプロレスラー、俳優などの経歴を経て、芸人の道へ。レスラーの格好をした滑舌の悪い男が、得意の絵を活かして“フリップ芸”を披露すると、これが『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)などで人気に火がつき、出版した単行本『こんな○○は××だ!』(扶桑社)はベストセラーになり、シリーズ化されるほど人気に。

 その後は個人事務所に籍を移した鉄拳だったが、事務所に唯一いたマネージャーが退社。これによって全ての仕事を1人ですることに。結果、体を壊して休養。マネージャー不在を解消するために吉本興業へ移籍したが、仕事は減るばかり。さらに周りの吉本芸人のすごさに圧倒され、芸人としての自信を喪失した。

 一時は芸人廃業を宣言した鉄拳だったが、番組の企画で作ったパラパラ漫画がYouTubeにアップロードされると、瞬く間に人気になった。左右に揺れる振り子の中に、マジックペンで夫婦の半生を描いたパラパラ漫画『振り子』は、日本国内に留まらず海外からも一躍注目を集めた。

 鉄拳自身、番組の企画は他の芸人がドタキャンしたことで、急きょ絵の描ける芸人として入ったオファーであったが、これをきっかけにパラパラ漫画家としてテレビ出演が増加。ついに芸人廃業を撤回した。

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最終更新:7/4(火) 11:10
AbemaTIMES