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未除染「完了」と虚偽通知 南相馬の農地2カ所でJV

7/4(火) 11:20配信

福島民友新聞

 東京電力福島第1原発事故で国が直轄で行ってきた南相馬市の除染で、除染を請け負った業者が地権者に対し、除染が完了していないのに「除染が完了した」と通知していたことが3日、環境省への取材で分かった。
 同省によると、除染が行われていなかったのは旧避難指示解除準備区域にある同市原町区下江井の農地2カ所で大成建設共同企業体(JV)が除染を請け負った。同JVが5月、地権者に除染を終えたとする報告書を地権者に届けた。
 地権者が農地を確認したところ、除染が行われた形跡が確認できなかった。地権者が同JVに問い合わせ、除染が行われていなかったことが判明した。同JVは、農地2カ所は比較的狭い農地だったため、作業を保留していたが、担当者が進行管理表にこの農地について誤って「完了」と記載してしまったという。
 同省はこの農地について、今週中にも放射線量の測定を行い、改めて除染を実施するとしている。

福島民友新聞

最終更新:7/4(火) 11:24
福島民友新聞