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ジェットスター5周年 路線拡大で利用増へ 成田拠点のLCC

7/4(火) 16:43配信

千葉日報オンライン

 成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(成田市)が3日、就航5周年を迎え、同空港で記念イベントを開いた。片岡優会長は「就航当初はトラブルもあったが、5年たってお客さまに安心して乗ってもらえるようになった。さらに身近に感じてもらえるようネットワークの拡大を目指す」と抱負を語った。

 同社は2012年7月3日、成田-札幌、成田-福岡の2路線から運航を始めた。これまでの累計搭乗者数は1900万人を超える。国内11都市、海外4都市に就航しており、19年までに保有するエアバスA320を21機から28機に増やし、さらなる路線拡大を目指す。会社設立は11年9月で、16年6月期の単体決算で初めて黒字となった。

 5周年を記念し、第3ターミナルの出発ゲート付近では、就航初便と同じ札幌行きの出発に合わせ、ノートなどの記念品を乗客に配布。社名入りのオレンジ色のTシャツを着た社員約40人が花道をつくり、拍手で搭乗を見送った。

 就航から5年を迎えた国内LCCは、関西空港を拠点とし、12年3月に運航を始めたピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)に次いで2社目。

 国土交通省によると、15年の総旅客数に占めるLCCの割合は国内線、国際線とも1割程度で、欧米よりもまだ低く、シェア拡大の余地は大きい。市場の伸びを見込むLCC各社は、新規路線の開拓や予約サービスの改善などに取り組み、さらなる利用増を狙う。